日本列島ここがまんなかの碑
能登半島の最先端、禄剛崎(ろっこうさき)にある「日本列島まんなかの碑」。石川県珠洲市に位置する禄剛崎は、国土地理院が認定した「日本の重心」。正しい位置ははるか沖の日本海上(実際には富山県沖)になりますが、もっとも近い陸地…
能登半島の最先端、禄剛崎(ろっこうさき)にある「日本列島まんなかの碑」。石川県珠洲市に位置する禄剛崎は、国土地理院が認定した「日本の重心」。正しい位置ははるか沖の日本海上(実際には富山県沖)になりますが、もっとも近い陸地…
明治16年にイギリス人技師の設計によって建てられた白亜の禄剛埼灯台(「日本の灯台50選」選定)が建つ、能登半島最北端の岬が禄剛崎(ろっこうざき)。灯台が完成した頃には岬の沖にはまだ北前船が通っていました。灯台下の崖下には…
石川県輪島市、小富士山(427.4m)の山すそが海に落ち込む急斜面に階段状につくられた千枚田が白米の千枚田(しらよねのせんまいだ)。2haの斜面に2000枚以上の田が造られ農水省の「日本の棚田百選」にも選ばれています。ひ…
奥能登の霊山・岩倉山が海に落ちる場所が、輪島市と珠洲市の境に位置する「能登の親不知」と呼ばれる「波の花道」。寛政4年(1792年)、海蔵寺八世・麒山が掘削したもので、明治20年に大改修が行なわれていますが、この明治時代大…
輪島から珠洲へと続く2kmの海岸線が曽々木海岸(そそぎかいがん)。かつては「能登の親不知(おやしらず)」と恐れられた交通の難所で、台風や厳冬期には荒波が海岸線まで打ちつけ、旅人の往来を阻んだのです。その荒波の海蝕で生まれ…
鎌倉時代の永仁2年(1294年)創建という北陸の日蓮宗本山が羽咋市にある妙成寺(みょうじょうじ)。加賀3代藩主の前田利常の母・寿福院の善提寺でもあり、境内には加賀藩前田家寄進の建物が建ち並び、能登随一の大伽藍を誇っていま…
なぜかUFOの目撃も多いという石川県羽咋市にあるSETI(地球外知的生命探査)とUFO現象に関する科学調査を紹介した本格的な博物館がコスモアイル羽咋。コスモアイルは「宇宙の出島」という意味で人類と宇宙のかかわりを楽しく学…
石川県羽咋市にある、能登国(律令時代に能登半島にあった国)の一宮だったのが気多大社(氣多大社)。日本海に面して鎮座し、祭神の大己貴命(おおくにぬしのみこと)は出雲から舟で能登に入り、能登を開拓した後、守護神としてこの地に…
羽咋市西部の千里浜(ちりはま)から宝達志水町今浜まで、8kmに渡って続く砂丘性の砂浜が千里浜海岸。浜は日本で唯一の公道扱いの「千里浜なぎさドライブウェイ」。大型バスが波打ち際を疾走する不思議な光景を目にすることができます…
「日本の水浴場88選」に選ばれた石川県志賀町の増穂浦。鎌倉の由比ヶ浜、和歌山の和歌浦と並び、「日本小貝三名所」のひとつで、砂浜には桜貝やベニ貝などの愛らしい貝が打ち寄せます。浜辺を歩きながら淡いピンク色の桜貝を探すのも楽…
高くそそり立つ鷹の巣岩や巌門、義経と弁慶が囲碁を楽しんだと伝えられる碁盤島など能登金剛のダイナミックな海岸美を海上から探勝するのが能登金剛遊覧船。海上から間近に見る奇岩怪石は、迫力も満点で、荒々しく力強い大自然が満喫でき…
寿永4年(1185年)、奥州・平泉に逃れるため、海沿いに日本海を北上した源義経。能登には、義経伝説が数多く残されていますが、そのひとつが志賀町のヤセの断崖近くにある義経の舟隠し。折からの激しい嵐を避けるため、この入り江に…
松本清張の推理小説『ゼロの焦点』で、事件の発端とクライマックスの場となったのが石川県志賀町、能登金剛の一角にあるヤセの断崖。日本海にせり出すように切り立った絶壁は高さ55m。断崖の突端は危険なので立入禁止となっています。…
能登西海岸でダイナミックな海岸線が続くのが志賀町の能登金剛(のとこんごう)。能登金剛随一の景勝地が巌門(がんもん)です。日本海にせり出た岬の断崖に波と風の浸食で幅6m、高さ15m、奥行60mの貫透洞門が生じたもの。豪快な…
石川県白山市三坂町(旧鳥越村)にある中世の山城が鳥越城(とりごえじょう)。織田信長との対立のなか、加賀一向一揆の拠点として天正年間の初め(1573年)に築城されたもので、天正8年(1580年)、織田方の柴田勝家軍によって…
白山を水源とする手取川が流れ、江戸時代まで白山信仰の中心的な地、加賀禅定道の馬場(ばんば)として栄えたのが白山市の白峰地区。冬季は4mもの雪が積もる豪雪地帯です。そんな白峰地区の河岸段丘上形成される集落10.7haが山村…
石川県白山市にある加賀国一之宮が白山比咩神社(しらやまひめじんじゃ)。はるか神代の時代から霊峰白山をご神体とし、白山比咩大神(しらやまひめのおおかみ=菊理媛神・くくりひめのかみ)、伊弉諾神(いざなぎのかみ)、伊弉冉神(い…
白山の西麓、豪雪地帯で知られる白山市白峰地区(旧白峰村)にある白峰温泉の総湯(共同湯)。泉質は全国的にも珍しい純重曹泉(ナトリウム-炭酸水素塩泉)で湯上がりの肌が絹のようにツルツルすべすべになることから「絹肌の湯」と呼ば…