守礼門
那覇市にある琉球王国の王城、首里城城外の坊門の一つで、綾門大道(あやじょううふみち)の東側に位置するのが守礼門。守礼門の正式名は上の綾門(うぃーぬあいじょう)。中国によく見られる三間牌楼の仲間で、16世紀半ばの建造で中国…
那覇市にある琉球王国の王城、首里城城外の坊門の一つで、綾門大道(あやじょううふみち)の東側に位置するのが守礼門。守礼門の正式名は上の綾門(うぃーぬあいじょう)。中国によく見られる三間牌楼の仲間で、16世紀半ばの建造で中国…
識名園は、1799年に造営された琉球王家最大の別邸。国王一家の保養のほか、中国皇帝の使者である冊封使(さっぽうし)の接待にも利用された場所です。国の特別名勝に指定され、世界文化遺産「琉球王国のグスク及び関連遺産群」の構成…
首里城近くにある玉陵(たまうどぅん)は、琉球王家の陵墓で、琉球王・尚真が父・尚円王(しょうえんおう)の遺骨を改葬するため、1501年に創建されたと伝えられています。2つのアーチ式の石門の中に、沖縄独特の屋根が付いた破風墓…
守礼門後方にある御嶽(うたき=琉球信仰の聖地)で、その前に拝所である石門が築かれており、それが園比屋武御嶽石門(そのひゃんうたきいしもん)。琉球王府の行事「東御廻り」(あがりうまーい=拝所を巡礼する行事)の第1番目の拝所…
沖縄本島南端の喜屋武岬(きゃんみさき/糸満市)の西500m、海岸の断崖の小さな突端に築かれたグスク(城)が具志川城。三方を海に囲まれた岬の突端に建つ城で、国の史跡。15世紀初頭に久米島を支配した具志川城主・真金声按司(ま…
沖縄県那覇市、首里城下にある金城町(きんじょうちょう)は、琉球王朝時代には、士族たちが住む城下町だった場所。尚真王(しょうしんおう/在位1477年〜1527年)の時代に、首里王府が首里城から南部の国場川の真玉橋に至る主要…
1597年、尚寧王(しょうねいおう)の命で浦添城から首里平良までの中頭方西海道(なかがみほうせいかいどう)を整備したときに造られた石造橋の安波茶橋(あはちゃばし)と石畳の道で国の史跡(この大改修で首里城から浦添城への道は…
琉球王国の王城である首里城から浦添間切番所(間切=琉球王国の行政区分)を通って宜野湾間切番所に通じる古道が普天間街道。当山公民館から浦添城跡へと続く部分に現存するのが当山の石畳道(とうやまのいしだたみみち)です。当初、街…
浦添城(沖縄県浦添市)の北側の崖の中腹にある初期琉球王国中山王陵(ちゅうざんおうりょう=中山王の陵墓)で国の史跡になっているのが浦添ようどれ。「ようどれ」とは夕凪(ゆうなぎ)を指す琉球語で、極楽という意味も有しているので…
沖縄本島の南部と中部のちょうど境目、浦添市の琉球石灰岩の丘陵地に位置し、東シナ海を一望にするグスク(城)が浦添城(うらそえじょう)。初期琉球王国の重要な城郭で国の史跡になり、現在も発掘調査が進められており、城壁の一部が復…
沖縄本島うるま市、勝連半島のつけ根に近い南風原(はえばる)に建ち、平成12年12月に「琉球王国のグスク及び関連遺産群」として世界遺産に指定されたグスク(城)のひとつが勝連城(かつれんぐすく)。12〜13世紀頃、勝連按司(…
座喜味城(ざきみぐすく)は、沖縄本島中部の読谷村(よみたんそん)の小高い丘の上に位置し、15世紀の初めに、護佐丸按司(ごさまるあじ)が築城した城(グスク)。一帯は座喜味城跡公園として整備され、「続日本100名城」に選定さ…
天平13年(741年)、聖武天皇の詔(みことのり)により建立された佐渡最古の寺が佐渡国分寺。七堂伽藍を構えていたが享禄2年(1529年)に火災で焼失し、享禄4年(1531年)に再建されています。当時の金堂、講堂の礎石は境…
豊臣秀吉が朝鮮出兵(文禄・慶長の役)の拠点とするために肥前国松浦郡名護屋(現・佐賀県唐津市)に築城の達人といわれた加藤清正などの諸将に築かせた城が名護屋城(なごやじょう)。松浦党・波多親(はたちかし)の家臣、名護屋経述(…
後鳥羽上皇が執権・北条義時と対峙し、鎌倉幕府倒幕の狼煙(のろし)を上げた承久の乱(じょうきゅうのらん)。倒幕に失敗し佐渡に流罪となった後鳥羽天皇の第三皇子・順徳上皇は、24歳の若さで佐渡に流され、46歳で崩御するまでの2…
大正9年に建てられた旧宿根木小学校校舎を再生し、漁具や船大工の道具、民具など約3万点の資料を収蔵する佐渡国小木民俗博物館。小木に住む人々が漁具や農具などを持ち寄り開館した素朴な博物館で、北前船が寄港し、佐渡の金銀を積み出…
大同3年(808年)、京から布教に訪れた僧・賢法が建立したと伝えられる佐渡市新穂(にいぼ)地区にある真言宗豊山派の古刹、清水寺(せいすいじ)。京の清水寺を模したことが名の由来。観音堂の「救世殿」(ぐぜでん)の姿はまさに清…
佐渡市小木にあり、正嘉2年(1258年)創建と伝わる曹洞宗の古刹、海潮寺。山号は梵音山。南宋から来日し、鎌倉・建長寺の開山となった高僧・蘭渓道隆(らんけいどうりゅう)の高弟・日山祖春が、当地に草庵を開いたのが始まりという…