第六台場
ペリーの浦賀来航に伴って、江川太郎左衛門が江戸湾周辺を調査し、幕府の予算不足から品川沖のみに突貫工事で建設が始まった台場群。1854(嘉永7)年4月には第一台場〜第三台場が完成しています。12月に第五台場・第六台場が完成…
ペリーの浦賀来航に伴って、江川太郎左衛門が江戸湾周辺を調査し、幕府の予算不足から品川沖のみに突貫工事で建設が始まった台場群。1854(嘉永7)年4月には第一台場〜第三台場が完成しています。12月に第五台場・第六台場が完成…
苔寺として知られる臨済宗の名刹、西芳寺。寺伝では、聖徳太子の別荘であったものを、奈良時代に行基が寺にし、その後、空海、法然などが入寺したと伝わります。当時は西方寺と称していたのだとか。世界遺産「古都京都の文化財」の構成資…
西に衣笠山、背後に左大文字山を控えた景勝の地、北山にある臨済宗相国寺派の名刹が鹿苑寺(金閣寺)。慈照寺(銀閣寺)とともに相国寺の山外塔頭のひとつで、1397(応永4)年、足利義満が営んだ山荘を寺にしたもの。世界遺産「古都…
東京都板橋区赤塚にある乗蓮寺は、徳川家康から10石の朱印地を寄進された浄土宗の寺。8代将軍・徳川吉宗は、鷹狩の際の「御小休・御膳場」に使っています。境内に鎮座する東京大仏は、東京大空襲、関東大震災などの悲惨な戦災・震災が…
京都を流れる桂川にかかる橋で嵐山のシンボル的存在。左岸と中州である中ノ島公園とを結んでいます。承和年間(834年〜848年)に僧・道昌が架橋したのが最初で、鎌倉時代に亀山上皇が月が傾いていくのを眺めて「くまなき月の渡るに…
京都、東山のふもと、熊野若王子神社(くまのにゃくおうじじんじゃ)から慈照寺(銀閣寺)に至る琵琶湖疏水(びわこそすい)沿いの約1.8kmの小道が哲学の道。哲学者・西田幾多郎が散策し、思索にふけったことからその名が付き、「日…
室町幕府8代将軍・足利義政が、祖父・足利義満の北山殿(金閣寺)にならって1482(文明14)年に建てた山荘、東山殿が前身の名刹、慈照寺(銀閣寺)。義政の死後、遺言によって臨済宗相国寺派の寺院となったもの。1489(長亭3…
大町市の郊外、通称、東山と呼ばれる北アルプスとは反対側の丘陵地に建つのが大町山岳博物館。岳都と呼ばれる大町市に、戦後間もない昭和26年にオープンした日本を代表する山岳博物館となっています。内容の充実さもありますが、その立…
1866(慶応2)年、アメリカ、イギリス、フランス、オランダと結んだ改税条約(江戸条約)によって建設を約束した8ヶ所の条約灯台のひとつで、もっとも早く完成、点灯した洋式灯台が県立観音崎公園の高台に建つ観音埼灯台。現在の灯…
醍醐山一帯に広大な敷地を占める真言宗醍醐派の総本山が醍醐寺(だいごじ)。豊臣秀吉が開いた「醍醐の花見」で有名な寺です。醍醐とは仏の悟りや教えのこと。世界遺産「古都京都の文化財」の構成資産にもなっています。上醍醐にある准胝…
横浜港郵便局は、明治4年3月1日(1871年4月20日)、開港された横浜港の横浜郵便取扱所として開設された歴史ある郵便局。明治8年1月1日に 横浜郵便局(一等)となり、為替取扱、アメリカとの外国郵便を開始した外国郵便発祥…
宇治市の世界遺産の「古都京都の文化財」にも登録される宇治上神社内にある湧水で、「宇治七名水」のひとつ。後嵯峨天皇が宇治を訪れたのを機に、宇治には茶畑が拓かれ、そのお茶を立てるのにも使われたのがこの名水。
応神天皇、その皇子・菟道稚郎子命(うじのわきいらつこのみこと)、兄の仁徳天皇を祀る宇治の古社が宇治上神社。拝殿と本殿は国宝で、本殿は現存する神社建築としては日本最古のもの。境内に湧く「桐原水」は、現存唯一の「宇治七名水」…
平安時代には、『源氏物語』光源氏のモデルといわれる左大臣源融(みなもとのとおる)の別荘でしたが、1052(永承7)年に藤原頼通が父・道長の別荘を寺に改め大伽藍を造営したのが、宇治の平等院。いずれの宗派にも属さない単立寺院…
京都市右京区御室にある真言宗御室派の総本山が仁和寺(にんなじ)。886年(仁和2)年、光孝天皇の勅願で創建した古刹。宇多天皇が寺内に御室(御座所)を設け、明治維新まで皇族関係の法親王が門跡となったため御室御所と呼ばれた門…
嵐山の渡月橋の北、広大な寺地を誇るのが臨済宗天竜寺派の総本山、天龍寺。1339年(延元4)、足利尊氏(あしかがたかうじ)が後醍醐天皇供養のため、夢窓国師を開山とし後嵯峨天皇の仙洞御所、亀山上皇が仮御所を禅寺に改めた名刹。…
京、方広寺に鋳造された鐘に刻まれた銘文(方広寺鐘銘事件)から発展した豊臣勢力に対する厳しい処置。その後、大坂夏の陣が起こり、大坂城の堀が埋め立てられ、ついに慶長20年5月8日(1615年6月4日)、大坂夏の陣で、豊臣秀頼…
「釈迦堂さん」の愛称で知られる京都市右京区嵯峨にある浄土宗の古刹、清凉寺。嵯峨天皇の皇子で光源氏のモデルとされる左大臣・源融(みなもとのとおる)の山荘・栖霞観(せいかかん)のあったところで源融の一周忌である896(寛平8…