照源寺
三重県桑名市にある浄土宗の寺で、桑名藩主・松平家の菩提寺が照源寺。寛永元年(1624年)、桑名藩主・松平定勝(まつだいらさだかつ=徳川家康の異父弟)の死去の際、2代将軍・徳川秀忠の命で、その子・松平定行(まつだいらさだゆ…
三重県桑名市にある浄土宗の寺で、桑名藩主・松平家の菩提寺が照源寺。寛永元年(1624年)、桑名藩主・松平定勝(まつだいらさだかつ=徳川家康の異父弟)の死去の際、2代将軍・徳川秀忠の命で、その子・松平定行(まつだいらさだゆ…
三重県桑名市伝馬町にある浄土宗の古刹が十念寺。天平宝字元年(757年)、行基が創建したと伝わる古刹。当初は八風街道の通る菰野(切畑の天台宗朝明寺、後に田光の浄土宗九品寺)にありましが、その後田光が衰微したため八風街道の起…
三重県三重郡菰野町、いなべ市との境、福王山(598m)の山腹、標高380mほどの場所に鎮座する古社が福王神社。敏達天皇6年(577年)、百済(くだら)から仏師・安阿弥が来朝して毘沙門天を刻み、後に毘沙門天(北方の守護神)…
三重県三重郡菰野町、釈迦ヶ岳(1091.9m)の麓、幽玄とした森の中にあるのが尾高観音(尾高山観音堂)。尾高観音と通称されていますが、正式名は尾高山観音堂で浄土宗の寺。杉並木の奥にある六角堂には聖徳太子の作といわれる十一…
三重県三重郡菰野町にある臨済宗妙心寺派の古刹、禅林寺。寺伝によれば、天智天皇5年(666年)、聖徳太子の遺願で藤原鎌足(ふじわらのかまたり)が創建した大強原山盧遮那寺がルーツという古刹で、中世には千種忠顕(ちくさただあき…
三重県三重郡菰野町、竹成集落の中心にある竹成大日堂境内の五百羅漢は、幕末の嘉永5年(1852年)、竹成出身の照空上人(神瑞和尚)が建立を発願し、桑名の石工・石長(藤原長兵衛)一門の手により慶応2年(1866年)に完成した…
三重県三重郡菰野町菰野にある菰野藩主・土方家の菩提寺が見性寺(けんしょうじ)。寛永21年(1644年)、城下町や陣屋(菰野城)を整備したを菰野藩2代藩主・土方雄高(ひじかた かつたか)が尾張国熱田(現・名古屋市熱田区)の…
三重県三重郡菰野町(こものちょう)にある菰野藩の藩庁が菰野城。土方雄氏(ひじかたかつうじ)を藩祖とする菰野藩1万2000石・土方氏の居城。2代藩主・土方雄高(ひじかたかつたか)が藩庁となる陣屋(菰野城)と城下町を建設して…
三重県桑名市多度町、多度大社の社前にある歴史ある八壺豆(やつぼまめ=多度豆)の店が桔梗屋(ききょうや)。享保元年(1716年)創業の老舗で、八壺豆(多度豆)は、江戸時代に多度大社(当時は多度山権現)参詣者のための土産物と…
三重県桑名市多度町、木曽三川の河口部を見渡す多度山(402.8m)の麓に鎮座する伊勢国二之宮が多度大社。正式名は多度神社ですが、一般には多度大社で通っている北勢随一の大社です。社伝では、雄略天皇の御代の創建と伝える古社で…
三重県桑名市多度町、多度大社へと続く街道(多度道)沿いの宮川地区には鯉料理の大黒屋、多度豆の桔梗屋と老舗が軒を連ねていますが、その一角にある宮川清めの池は、多度川の伏流水を引いた池で多度大社の参拝者が手を洗い、口を洗(す…
三重県鈴鹿市山本町、鈴鹿山脈の前衛峰、入道ヶ岳(905.6m)を背に鎮座するのが伊勢国一之宮の椿大神社(つばきおおかみやしろ)。全国2500社におよぶ天孫降臨を啓行(みちひらき)した猿田彦大神(さるたひこのおおかみ)を祀…
三重県志摩市磯部町恵利原を流れる神路川の水源地にあたる鍾乳洞が天の岩戸。天照大御神(あまてらすおおみかみ)が素戔嗚尊(すさのおのみこと)の悪事を諌める岩戸の中に隠れたという有名な日本神話の場所とされ、洞穴の中からは湧き出…
福井県敦賀市にある鉄道遺産が旧敦賀港駅ランプ小屋。平成31年4月1日に廃止された敦賀港駅(つるがみなとえき)は、明治15年3月10日、金ヶ崎駅(かねがさきえき)として開業した歴史ある駅。ランプ小屋は開業当時のレンガ造りの…
福井県敦賀市にある北陸自動車道杉津PA(上り線)は、廃線となった大石峠をスイッチバックとトンネル群で越えた北陸線杉津駅(すいづえき)の跡。「北陸線屈指の車窓風景です」と車内放送されたほどの景観を誇った絶景は、下り線にある…
福井県(敦賀市)と滋賀県(長浜市)の県境、明治17年4月16日に開通した北陸線のトンネルが柳ヶ瀬トンネル。福井県道・滋賀県道140号(敦賀柳ヶ瀬線)に転用されています。琵琶湖の舟運(鉄道連絡船)と北前船で栄えた敦賀を結ぶ…
福井県敦賀市刀根にある明治14年に開通した北陸線のトンネルが小刀根トンネル。全長56m、高さ6.2mという短いトンネルですが、現存する日本最古の鉄道トンネルです。北前船の大動脈である日本海側と敦賀港と琵琶湖舟運の起点、長…
福井県敦賀市獺河内(うそごうち)、明治26年に完成した鉄道トンネルの遺構が旧北陸線の樫曲トンネル(かしまがりとんねる)。国道脇の歩行者用のトンネルに転用されていますが、旧北陸線トンネル群として国の登録有形文化財、土木学会…