美作総社宮

美作総社宮

岡山県津山市にある律令時代、美作国(みまさかのくに)の総社だったという古社が美作総社宮。総社は国府に赴任した国司が、国内の神社を巡拝するのを簡易化するため、平安時代に、国庁近くに国内の祭神を合祀して創建した神社です。備前国から6郡を分割して美作国に国府が設置されたのは、和銅7年(714年)のこと。

美作65郷912社を合祀したパワースポット

美作総社宮

美作国司が大巳貴命(おおなむちのみこと)を主祭神として、中山神社(美作国一之宮)、高野神社(美作国二之宮)の両大社をはじめ、美作65郷912社を合祀したパワースポットで、中山神社、高野神社とともに、美作三社にも数えられています。

鎌倉時代になって律令制度が廃れた後には、土豪、戦国大名、藩主などに尊崇されてきました。
現存する本殿は、永禄5年(1562年)、出雲侵攻を開始した毛利元就(もうりもとなり)が戦勝の記念として建立したもの。
明暦3年(1657年)、津山藩主・森長継(もりながつぐ)が改修していますが、国の重要文化財に指定。

美作国の国府は、国府台寺にあったとされ、美作国分寺は、龍壽山国分寺の隣接地から遺構が見つかっていて、国の史跡になっています。

美作総社宮
美作総社宮
名称 美作総社宮/みまさかそうじゃぐう
所在地 岡山県津山市総社427
関連HP 美作総社宮公式ホームページ
電車・バスで JR津山駅からタクシーで10分
ドライブで 中国自動車道院庄ICから約6km
駐車場 あり/無料
問い合わせ 美作総社宮 TEL:0868-22-4390
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

 

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