【知られざる東京】丸亀藩上屋敷の金毘羅大権現(虎ノ門金刀比羅宮)
江戸時代、江戸市中にあった大名屋敷には各藩なだたる寺社の分社・分寺が勧請されていました。月に1回の縁日を決めて公開されて人気を博したのが、金毘羅(こんぴら)さんで知られる、丸亀藩江戸上屋敷の金毘羅大権現。江戸時代の後期に…
江戸時代、江戸市中にあった大名屋敷には各藩なだたる寺社の分社・分寺が勧請されていました。月に1回の縁日を決めて公開されて人気を博したのが、金毘羅(こんぴら)さんで知られる、丸亀藩江戸上屋敷の金毘羅大権現。江戸時代の後期に…
徳川家康とその側近は、江戸入府後に湿地帯となっていた江戸の町周辺の治水事業に乗り出します。利根川は武蔵国北部では細かく乱流し、綾瀬川や荒川とも合・分流していて、洪水ごとに流路を変えるという状況だったのです。そこで考えだし…
京成本線谷津駅から南へ500mほど歩いた谷津公園。谷津バラ園の入口右手に「読売巨人軍発祥の地」碑があり、川上哲治、長嶋茂雄、王貞治など有名な巨人軍関係者の手形が並んでいます。
船橋大神宮秋の『例大祭』の奉納相撲は、天正18年(1590年)、相撲好きな徳川家康の前で披露したのが始まりという、関東でも屈指の草相撲大会。有名な大坂冬の陣が起きた慶長19年(1614年)頃、家康は上総土気(かすざとけ=…
日本アルプスに氷河があるのかという話題は、山好きでなくとも心躍るテーマです。立山カルデラ砂防博物館のチームが平成21年から立山連峰の雪渓(万年雪)が氷河ではないかと調査を進め、ついに、3つの雪渓が氷河と認定されたのです。…
習志野市は、「ソーセージ発祥の地」をPRし、習志野商工会議所では、ドイツ式ソーセージの製造法が習志野市内で伝えられたという歴史的事実とレシピを元に、現代風に食べやすくアレンジして「習志野ソーセージ」を復活させています。な…
野付半島は、全長28kmの日本一長大な砂嘴(さし)です。細いところでは幅は数十メートルしかありません。半島中央部から先に人家はありません。あるのは鮭の定置網の番屋だけです。北方領土のひとつ、国後島に最も近いのもこの野付半…
「あれからニシンは どこへ行ったやら」北原ミレイが歌って昭和50年にヒットした『石狩挽歌』(作詞・なかにし礼、作曲・浜圭介)。その1番の歌詞に「沖を通るは 笠戸丸」の歌詞があります。2番の歌詞に「燃えろ篝火 朝里の浜に」…
日本最北端の温泉民宿「北乃宿」のすぐ近くには、たまらん坂という不思議な場所があります。稚内市には最北端の宗谷岬と市街に近いノシャップ岬がありますが、このノシャップ岬を日本海側に回り込んだところが温泉民宿「北乃宿」のある富…
北海道を旅すると、道東や道北を中心に鉄道駅舎跡地にメモリアルパークのようなものが存在しています。そのなかでも意外に規模が大きく、道の駅にもなっているのにかかわらず、観光ルートから外れているため、旅行者が訪れることが少ない…
柿の中でもブランド柿になっているのが富有柿(ふゆうがき)。晩秋になれば通販などでは各地のブランド柿が贈答用に並んでいますが、ネット販売でもほとんど出回らない「幻の」柿が鳥取県の花御所柿です。この柿、糖度はなんと20度とい…
「六根清浄と六感治癒の地」として三徳山(みとくさん=六根清浄の地)とセットで日本遺産に登録される三朝温泉(みささおんせん)。参拝の前に心身を清める「六感治癒」の地として三徳山参詣の基地となったのが三朝温泉です。三朝温泉の…
三徳山参詣のメインルートは、三朝温泉を経由し三徳山に入山する道。「六根清浄と六感治癒の地」として三徳山(六根清浄)と三朝温泉(六感治癒)はセットになっていたのです。三徳山では修行により、目・耳・鼻・舌・身・意を清める「…
「四稜郭(しりょうかく)を知っていますか?」この質問を函館界隈の観光関係者に投げかけると、なぜ、そんな当たり前のことを聞くのかという顔で、「もちろん知ってますよ。ほら、小さいですがパンフにも載っています」なんて答えが必ず…
「江差の五月は江戸にもない」。北前船による江差の繁栄を端的に表す言葉としてよく、引き合いに出されるフレーズです。でも、この言葉の意味を理解している人は、実はあまり多くはありません。それは、どうして江差が北前船の起点となっ…
『知床旅情』の誕生にまつわる話のパート3。前回は、知床旅情の元歌が映画ロケ最終日に森繁久彌さんが即興でつくった『さらばラウスよ』だったことをお話ししました。少し長くなりましたが、賢明な読者の皆さんは、「あれれ!」とお気づ…
森繁さんが元歌を作り、加藤登紀子さんが歌って知床ブームを生んだ『知床旅情』。その誕生にまつわる話のパート2です。前回は森繁さんの主演の映画『地の涯に生きるもの』誕生までの話。今回はその映画のクランクインの日に誕生した『知…
森繁久彌さん元歌をつくり、加藤登紀子さんが歌って有名になった『知床旅情』。この『知床旅情』で知床ブームがうまれたというほど、人気の歌だったのです。加藤登紀子さんは「別れの日は来た知床の村にも」と歌い、カラオケの歌詞もそう…