平戸オランダ商館
平戸オランダ商館は、慶長14年(1609年)に江戸幕府から貿易を許可された東インド会社(VOC)が、平戸城主・松浦隆信(まつらたかのぶ)の導きによって平戸に設置した、東アジアにおける貿易拠点。現存する遺構はオランダ塀、オ…
平戸オランダ商館は、慶長14年(1609年)に江戸幕府から貿易を許可された東インド会社(VOC)が、平戸城主・松浦隆信(まつらたかのぶ)の導きによって平戸に設置した、東アジアにおける貿易拠点。現存する遺構はオランダ塀、オ…
備中高梁(岡山県高梁市)にある古刹、薬師院。西国三十三所の観音巡りを創始した花山法皇(かざんほうおう)の開基で、寛和2年(968年)、原村(現在の備中高梁駅周辺)に創建されたと伝えられています。天領時代の慶長5年(160…
湯原温泉郷(岡山県真庭市)のひとつ下湯原温泉は温泉の泉源探査事業で、平成元年に地下27mから湧出した新しい温泉。毎分600リットルのアルカリ性単純温泉(39度)が湧出し公共浴場の「下湯原温泉ひまわり館」で利用されています…
岡山県真庭市、昭和30年に完成した湯原ダムの直下、旭川(あさひがわ=岡山県を流れる一級河川)の河原にある無料で混浴の露天風呂が湯原温泉砂湯。古代から自由に使っていた湯船を昭和9年の水害後に整備したという歴史ある共同露天風…
昭和46年、剣聖・宮本武蔵を祀る神社として、宮本武蔵生誕の地という伝承のある美作市の地元奉賛会によって建立されたのが武蔵神社。不敗神話を誇る武蔵にあやかりたいと、スポーツの必勝祈願や受験の合格祈願に訪れる人が多いのが特長…
備中松山城の城下町、備中高梁(岡山県高梁市)で、古い商家の並ぶ本町通りにある高梁きっての豪商・池上氏の館。池上氏は、江戸時代・享保年間に小間物屋から出発、その後両替商、高瀬舟の船主を経て、明治28年から昭和にかけては醤油…
岡山県高梁市成羽町にある、美術館と考古学的な展示の複合ミュージアムが高梁市成羽美術館(たかはししなりわびじゅつかん)。大原美術館の美術品収集を担ったことで知られる地元出身の洋画家・児島虎次郎の顕彰を目的に昭和28年に設立…
明暦3年(1657年)、備中松山藩主・水谷勝隆(みずのやかつたか)が、備中松山城の砦(とりで)の役割を兼ねて奥万田(現・高梁市奥万田町)から移築した真言宗御室派の寺、松連寺(しょうれんじ)。観音堂には豊臣秀吉が朝鮮出兵を…
岡山県倉敷市と玉野市の境界線にそびえるピークが王子が岳。標高233.9m(三角点は新割山)の山で、瀬戸内海を一望する景勝地となっています。山上には、おじさん岩、にこにこ岩、ひつじ岩、うさぎ岩、手袋岩、こけし岩などの名がつ…
鷲羽山(わしゅうざん)山上の展望スポットのうち、以外に見落としがちなのが、『本日、のぞみ晴れ。』展望地。巨岩の上から瀬戸大橋と瀬戸内海を見渡す絶景スポットで、JR西日本の平成19年のCM『本日、のぞみ晴れ。』で女優・竹内…
瀬戸大橋の絶景展望地で、国の名勝でもある鷲羽山。山上に数ある展望台のうち、もっとも西側にあるのが鷲羽山・東屋展望台(あずまやてんぼうだい)。東屋があるので地元の観光協会などでは東屋展望台と呼んでいますが、展望台の真下にト…
瀬戸内海や瀬戸大橋を望む景勝地、岡山県倉敷市の鷲羽山(わしゅうざん)。国の名勝にもなる鷲羽山の最高所は標高133m。三角点は鷲羽山ビジターセンターの北東にありますが、最高点の鷲羽山山頂・鐘秀峰(しょうしゅうほう)は、ビジ…
岡山県倉敷市下津井、瀬戸内海に臨む児島半島最南端に位置する鷲羽山(わしゅうざん)。眼前に瀬戸大橋を眺望する絶景の地です。鷲羽山という名は、東北から遠望すると、鷲が翼を広げた姿に見えることに由来。昭和6年、文豪・徳富蘇峰は…
国の名勝にもなっている絶景の地、鷲羽山(わしゅうざん/岡山県倉敷市)。塩飽諸島(しわくしょとう)と瀬戸内の絶景にプラスして、瀬戸大橋を眺望する一等地です。なかでも駐車場近くの鷲羽山第二展望台から、鷲羽山自然研究路(遊歩道…
岡山県倉敷市の景勝地、鷲羽山山上の鷲羽山駐車場にもっとも近い展望台が鷲羽山第二展望台。鷲羽山の最高点は標高133mですが、鷲羽山第二展望台は標高80mほど。位置的にも斜め横、北東側から瀬戸大橋や塩飽諸島(しわくしょとう)…
雲辺寺(うんぺんじ)は、四国八十八ヶ所霊場第66番札所で本尊は千手観世音菩薩。正式名は巨鼇山千手院雲辺寺といい、真言宗御室派の寺。65番の三角寺から徒歩7時間。標高927mの雲辺寺山の山頂にあり、四国霊場の最高所で別名「…
徳島市にある「阿波の法隆寺」、「阿波の正倉院」とも呼ばれる文化財の宝庫となっている古刹が丈六寺(じょうろくじ)。正式名は、瑞麟山慈雲院丈六寺という曹洞宗の寺。寺伝によれば、白雉元年(650年)、天真正覚尼が庵を構えたこと…
土釜(どがま)は徳島県つるぎ町の一宇地区と貞光地区の境の一字峡に位置し、吉野川の支流・貞光川の狭い峡谷の河床にできた釜状の甌穴(おうけつ=ポットホール)。落差7mの滝が3段になって流れ落ちる滝壺の形が釜のように見えること…