葛木水分神社
奈良県御所市、水越峠(みずこしとうげ)の東麓にある古社が、葛木水分神社(かつらぎみくまりじんじゃ)。水分神社は奈良県下に葛木、吉野、都祁、宇陀の4社がありますが、田畑の潅漑を司る神を祀る社。水分は水配の意で、金剛山・葛城…
奈良県御所市、水越峠(みずこしとうげ)の東麓にある古社が、葛木水分神社(かつらぎみくまりじんじゃ)。水分神社は奈良県下に葛木、吉野、都祁、宇陀の4社がありますが、田畑の潅漑を司る神を祀る社。水分は水配の意で、金剛山・葛城…
東京都荒川区南千住1丁目、曹洞宗の古刹、円通寺に移築されているのが、旧上野の黒門。慶応4年5月15日(1868年7月4日)の彰義隊と新政府軍が戦った上野戦争で、放置されていた彰義隊の遺骸を円通寺に葬ったことが由縁で、明治…
京都府京都市山科区、地下鉄東西線蹴上駅にある古社が、日向大神宮(ひむかいだいじんぐう)。社伝によれば古墳時代の487年頃、第23代顕宗天皇の御代、日向(宮崎県)の高千穂峰の神蹟を移したのが始まりといい、天智天皇が神田を寄…
京都府京都市東山区、京都の茶屋街として重伝建(祇園新橋伝統的建造物群保存地区)に選定される祇園新橋地区にある神社が、辰巳大明神。御所の辰巳(南東)の方向にあることが名の由来で、白川に架る巽橋のたもとに建ち、祇園甲部、祇園…
京都府と奈良県の境に近い京都府木津川市加茂町にある天平元年(729年)、聖武天皇の勅願により、行基が阿弥陀堂を建てたのが創始と伝わる古刹が、岩船寺(がんせんじ)。関西花の寺第15番霊場で、6月中旬 ~7月上旬のアジサイの…
京都府京都市東山区にある泉涌寺(せんにゅうじ)の別院が、雲龍院(うんりゅういん)。南北朝時代の建徳3年・応安5年(1372年)に龍華院とともに創建。霊明殿に北朝歴代天皇の位牌が奉安されるなど皇室との関係の深さから、泉涌寺…
京都府京都市中京区上白山町にある歯痛の神様として知られる古社が、白山神社。平安時代末、加賀国(現・石川県)の白山権現(現在の白山比咩神社=白山神社の総本社)が祭神。比叡山延暦寺と院政を敷いた後白河院(後白河上皇)の対立ま…
東京都港区元麻布1丁目にある浄土真宗本願寺派の寺、麻布山善福寺。安政5年(1859年)、日米修好通商条約に基づき寺の一室が初代アメリカ合衆国公使館となり、福沢諭吉(福澤諭吉)も出入りしたことから、境内には善福寺で葬儀を行…
京都府京都市北区、賀茂川にかかる出雲路橋近くにある曹洞宗永平寺派の禅刹が、天寧寺(てんねいじ)。もともと会津若松にあった寺ですが、天正14年(1586年)、伊達正宗の会津侵攻で焼失、時の住職・祥山曇吉が京に建てた仏堂が前…
京都府京都市下京区、四条大宮にほど近い浄土宗の寺(知恩院の末寺)が、光縁寺。慶長18年(1613年)頃の創建で、新選組が壬生(みぶ)に屯所(とんしょ)を構えていた頃、光縁寺の門前に新選組の馬小屋があり、境内の墓所には新選…
兵庫県淡路市、淡路島の北部、浦地区にある真言密教(真言宗御室派)の古刹が、本福寺(ほんぷくじ)。平安時代後期に創建されたという歴史ある寺ですが、平成3年築、水御堂(みずみどう)と呼ばれる本堂は、安藤忠雄の設計。蓮池の下に…
東京都荒川区西日暮里3丁目にある日暮里・谷中の総鎮守が、諏方神社(すわじんじゃ)。鎌倉時代の元久2年(1205年)、豊島経泰が諏訪台に創建し、文安年間(1444年〜1449年)に太田道灌が神領を寄進し、北側が道灌山と呼ば…
東京都荒川区西日暮里3丁目、JR日暮里駅近く、夕やけだんだん近くの諏訪台に建つ日蓮宗の寺が、経王寺。明暦元年(1655年)創建の寺で、山号は大黒山。境内の大黒堂には日蓮上人作という大黒天が祀られ、かつては谷中七福神にも数…
東京都荒川区西日暮里3丁目にある真言宗豊山派の寺が、浄光寺。諏訪台の高台に建ち、明治初年の神仏分離、廃仏毀釈までは諏方神社(すわじんじゃ)の別当(神社を管理する寺)でした。展望が開け眺めが良く雪見に適することから雪見寺と…
広島県廿日市市、宮島の対岸にあり、かつては海岸だった場所に厳島神社の外宮(摂社)として造営された古社が、地御前神社(じごぜんじんじゃ)。古来、厳島(宮島)は島全体が聖地とされ、人が住むことを禁じられてきたので、厳島の遙拝…
広島県廿日市市にある安芸国の二之宮が、速谷神社(はやたにじんじゃ)。平安時代編纂の『延喜式神名帳』には、名神大社(みょうじんたいしゃ)に列せられ、安芸国三社(速谷神社、厳島神社、多家神社)の筆頭として朝廷の尊崇をうけてい…
広島県廿日市市、標高693mの極楽寺山の山頂付近にあり、行基が天平3年(731年)に開山したと伝えられる古刹が、極楽寺。本堂は永禄5年(1560年)、毛利元就(もうりもとなり)が再建したもの。本尊は通常は非公開の十一面千…
東京都府中市本町1丁目、JRA東京競馬場近くにある天台宗の寺が、安養寺(あんようじ)。寺伝によれば貞観元年(859年)、円仁(慈覚大師)によって開山されたという古刹で、明治初年の神仏分離、廃仏毀釈までは大國魂神社(おおく…