出雲崎・妻入りの街並み(北国街道出雲崎宿)
新潟県三島郡出雲崎町、藩政時代には北前船の寄港、佐渡金山の陸揚げで繁栄し、北国街道の随一の宿場町だった天領・出雲崎(北国街道出雲崎宿)。北国街道に沿って妻入りの街並みが3.6kmにわたって続いています。北国街道は、国道3…
新潟県三島郡出雲崎町、藩政時代には北前船の寄港、佐渡金山の陸揚げで繁栄し、北国街道の随一の宿場町だった天領・出雲崎(北国街道出雲崎宿)。北国街道に沿って妻入りの街並みが3.6kmにわたって続いています。北国街道は、国道3…
新潟県新潟市中央区、西大畑公園近くの白壁通と南浜通の角地に建つ大邸宅が旧齋藤家別邸。向かいには北方文化博物館分館、隣接して料亭「行形亭」が建つ西大畑地区一帯は、かつてのお屋敷街。この建物は、鍵富家、白勢家と並ぶ新潟三大財…
新潟県新潟市中央区稲荷町にある湊稲荷神社(みなといなりじんじゃ)。享保元年(1716年)創建の小さな社ですが、鎮守の森を入港の目印にした北前船の船乗りたちの信仰を集め、さらに花街の遊女や芸妓が狛犬(高麗犬)に願掛けするこ…
新潟県新潟市中央区の上大川前通12番町は、かつての大川前通横町で、石崎屋喜兵衛など、北前船の廻船問屋(大店)が建ち並んだ場所。江戸時代の中頃、信濃川(当時は大川と呼称)の左岸が、現在の上大川前通のあたりでした。そこに新潟…
明治42年に新潟県新潟市の営所通に建てられた新潟県知事公舎の建物を新発田市に移築復元し記念館として公開するのが新発田市旧県知事公舎記念館。現存する知事公舎としては、国内最古のもの。公邸部分は洋館で、私邸部分は和風建築とい…
「18世紀の街並み」をPRする新潟県関川村。米沢街道の宿場町(下関宿)、荒川舟運の拠点として発展した越後下関(えちごしものせき)にある豪商の家が、津野邸。公開される豪商・豪農の家「渡邉邸」(国の重要文化財)のすぐ西に隣接…
新潟県岩船郡関川村下関にある豪商・豪農の家が渡邉邸(わたなべてい)。新発田(しばた)と出羽国・米沢(よねざわ/現・山形県米沢市)を結ぶ米沢街道(越後街道)の宿場町、越後下関(えちごしもせき)。荒川舟運の拠点としても栄えた…
新潟県岩船郡関川村にある国の重要文化財に指定される古民家が、佐藤邸。津野邸の西、旧米沢街道に面した旧家で、屋号は古関屋。現存する建物は明和2年(1765)年の築。かつては村の庄屋を務め、渡邉家に次ぐ大地主だった邸宅(豪農…
新潟県南魚沼市塩沢にある全長350mの三国街道塩沢宿牧之通り。三国街道の塩沢宿は、魚沼の文化経済の中心地で、江戸後期、雪国越後に暮す人々の生活を伝え、大ベストセラーとなった『北越雪譜』(ほくえつせっぷ)の著者・鈴木牧之(…
新潟県南魚沼市樺野沢、JR上越線大沢駅の近くに残る坂戸城の支城が樺沢城(かばのさわじょう)。ここには上杉景勝(うえすぎかげかつ)の胞衣(えな=胎児を包んでいる胎盤・臍帯など)を納めたとされる胞衣塚があり、上杉景勝は一般的…
新潟県長岡市与板町の城山にある上杉家家老・直江兼続(なおえかねつぐ)の居城跡が与板城。平成21年のNHK大河ドラマ『天地人』(原作・火坂雅志)の主人公・直江兼続(妻夫木聡、少年時代・加藤清史郎)は、直江家に跡継ぎとして入…
新潟県長岡市の栃尾にあり、地元が「謙信公旗揚げの地」とPRする山城跡が栃尾城。戦国時代、越後国を治めたのは、上杉謙信(幼名・虎千代)の兄・長尾晴景。当時、謙信は春日山の林泉寺に預けられていましたが、兄の命を受けて還俗し、…
新潟県上越市にある高田藩の藩庁、高田城。酒井家次以降は譜代大名だったにもかかわらず天守をもたなかったので、三重櫓が代用天守として機能していました。大坂冬の陣の直前で工事を急いだため、当初は二重櫓を建築。のちの泰平の世にな…
新潟県新発田市(しばたし)にある新発田藩(しばたはん)の藩庁で、外様大名(とざまだいみょう)・溝口家の居城が新発田城。新発田城にはもともと天守がなく、本丸西端の三階櫓がその役目を果たす代用天守として機能していました。現在…
初代新発田藩主・溝口秀勝(みぞぐちひでかつ)が慶長3年(1598年)に築城した新発田城(しばたじょう/新潟県新発田市)。辰巳櫓(たつみやぐら)は本丸南東(辰巳)の位置に建つ2階建ての櫓。平成16年に古来の手法で復元された…
越後国蒲原郡新発田(現・新潟県新発田市大手町)にあった新発田城(しばたじょう)。表門に至る橋から左手を見ると表門と同様に江戸時代の遺構である旧二ノ丸隅櫓が聳えています。実はこの場所は本丸鉄砲櫓(ほんまるてっぽうやぐら)の…
湿地に造られた平城が新発田城(しばたじょう/新潟県新発田市)。水堀に囲まれた本丸は船の形をしていることから舟形城との呼ばれていました。現存する本丸表門は享保17年(1732年)に再建された2階建ての楼門で国の重要文化財。…
群馬県高崎市東部の元島名町にある墳長95mの前方後円墳が元島名将軍塚古墳(もとしまなしょうぐんづかこふん)。4世紀後半〜5世紀初頭頃、つまり古墳時代初期に築かれたもので、葺石、埴輪は使われていません。前方部の墳頂部分には…