千葉県松戸市のほぼ中央に位置し、千駄堀池、広々とした芝生広場、クヌギやコナラなどの雑木林、縄文の森など、自然をそのまま生かした50.5haの大規模な公園が、21世紀の森と広場。千駄堀池にはバードウォッチング用の自然観察舎が設置され、カワウ、カルガモ、コサギなどを観察することができます。
自然を巧みに活かした池と森の公園
平成5年にオープンした21世紀の森と広場は、「千駄堀の自然を守り育てる」というコンセプトで、谷津や森などの自然を活かした公園づくりが行なわれています。
そのため、ペット及び自転車は入園不可(野生動植物保護のため)。
千駄堀池は3つの谷津が集まっている場所を掘削した人工の池。
5haという広さがあり、1日1000tという豊富な湧水が水源とし、千葉県の絶滅危惧種のモツゴ、ギンブナ、スジエビ、テナガエビなどが生息しています。
池の北側は、生きもの専用区域として人の立入りを制限し、自然環境の保全が図られています。
咲いている野草や樹木の名前を書いた植物名板が立っている「野草園」、田園風景などが広がる「みどりの里」などは散策にも絶好。
「みどりの里」では、果樹園や水田など農村風景を再現し、田園の景色を眺めながら、「里の茶屋」の名物カレーライス、うどんなどで休憩ができます。
「光と風の広場」にある芝生の広場は、東京ドーム約1.3個分(6.3ha)の広さで、湧水が流れる小川があるという子供を遊ばせるには絶好の環境。
「縄文の森」には「森の工芸館」、松戸市立博物館の屋外展示物として「竪穴式住居」3棟があります。
広大な公園をぐるっと一周すると2時間ほど必要。
パークセンターから千駄堀池にある自然観察舎まで、500mほどなので、手軽な散策をという場合は、まずは自然観察舎を目指しましょう。
「木もれ陽の森」内のアウトドアセンターでは、バーベキュー場や野外キャンプ練習場、「アウトドアセンター受付棟」があり手軽にアウトドアクッキングが楽むことができます。
バーベキューは、有料の屋根付炉、野外炉、フリーゾーン(無料)から選択。
燃料は持ち込み不可で、炭、薪、着火剤セットを購入するシステム。
食材の用意もあるので手ぶらでの来場も可能ですが予約が必要で、毎月1日から翌月の予約を受付。
予約だけしておけば、ちょっとした旅行気分も味わえることに。
21世紀の森と広場 | |
名称 | 21世紀の森と広場/にじゅういっせいきのもりとひろば |
所在地 | 千葉県松戸市千駄堀269 |
関連HP | 松戸市公式ホームページ |
電車・バスで | JR新八柱駅から徒歩15分 |
ドライブで | 東京外環自動車道三郷南ICから約7.9km |
駐車場 | 東駐車場(323台/有料)、北駐車場(168台/有料)、西駐車場(225台/有料) |
問い合わせ | 21世紀の森と広場管理事務所 TEL:047-345-8900/FAX:047-348-4522 |
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。 |
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