千葉県館山市にある館山海軍航空隊の地下壕。総延長約1.6kmの地下壕(トンネル)で、太平洋戦争末期の昭和19年頃から建設が始まったと推定されています(建設年代は太平洋戦争開戦以前とする説もあり定かでありません)。受付は、入口に位置する「豊津ホール」で行ない、ヘルメットを借りて入壕する仕組み。
館山海軍航空隊の地下壕に潜入
公開されているのは250mほどですが、凝灰岩質砂岩を素掘りした地下壕は、全国でも珍しい地下の航空要塞。
館山海軍航空隊の防空壕で基地の司令部・奉安殿・戦闘指揮所・兵舎・病院・発電所・航空機部品格納庫・兵器貯蔵庫・燃料貯蔵庫として機能していました。
豊津ホール前から海岸に向けての小道は弾薬や資材を運んだ道。
通年入壕できる地下壕としては、ほかに長野市松代町の松代大本営跡の象山地下壕(ぞうざんちかごう)があり公開されています。
赤山地下壕跡 | |
名称 | 赤山地下壕跡/あかやまちかごうあと |
所在地 | 千葉県館山市宮城192-2 |
関連HP | 館山市公式ホームページ |
電車・バスで | JR館山駅東口から日東バス館山航空隊行きで10分、みやぎ下車、徒歩3分 |
ドライブで | 東京湾フェリー金谷港から25.6km |
駐車場 | 豊津ホール駐車場(20台/無料) |
問い合わせ | 豊津ホール TEL:0470-24-1911 |
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。 |
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