千葉県市原市にある小湊鐵道の駅が馬立駅(うまたてえき)。大正14年3月7日、鐵道開通と当時に開業した歴史ある駅で、開業当初の駅舎が現存。無人駅ながら、出札口、天井などは往時のまま。国の登録有形文化財に指定されています(小湊鐵道の登録有形文化財群10駅のひとつ)。
大正14年の開通・開業時の駅舎が現存
設計・施工は鹿島組(現・鹿島建設)によるもので、小湊鐵道第1期開業当初(大正14年3月7日)の駅舎が現存。
木造平屋で、寄棟造りの瓦葺き。
壁面は下見板を張ってペイント塗りをし、洋風に仕上げています。
出札口や手荷物扱い口カウンター、北側窓際ベンチ、天井などは開業時のまま。
ちなみに馬立という駅名(地名)は馬の競り(セリ)が行なわれたことに由来する地名(明治22年まで馬立村がありました)と考えられていますが、崩壊地形である「うば」が馬に転訛し、駅の東を流れる養老川が南北(縦)に崖が連なる地形由来の地名とも推測できます。
名称 | 馬立駅/うまたてえき |
所在地 | 千葉県市原市馬立790-2 |
関連HP | 小湊鐵道公式ホームページ |
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