千葉県鴨川市太海、JR内房線の駅が、太海駅(ふとみえき)。大正13年7月25日開業の歴史ある駅で、近年まで開業時のレトロな駅舎でしたが、令和4年12月14日にモダンな少し傾いたような駅舎に変身、新駅舎は経済産業省のグッドデザイン賞にも輝いています。
モダンな「傾いた駅舎」はグッドデザイン賞受賞
レトロ駅舎の保存を望む声も多いのですが、実際には老朽化に伴い、保存に多大な費用がかかり、かつ費用に見合った快適性などが確保できないという問題点があります。
太海駅は、太平洋を望む立地を生かしながら(駅前広場側からは海を、待合室側からは山を眺望)、海風を取り込み、風が通り抜けるという構造の駅舎で、快適な待合空間を実現しています。
駅舎自体が旧来通りの木造なのは潮風による塩害に強いという利点から。
新駅舎のベンチは、コンクリート3Dプリンタで製作しています。
太海駅 | |
名称 | 太海駅/ふとみえき |
所在地 | 千葉県鴨川市太海 |
関連HP | JR東日本公式ホームページ |
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