千葉県君津市奥米、三島ダムのダム湖・三島湖近くにあるレトロなトンネルが、奥米隧道。房総半島には素掘りのトンネルも数多く残されていますが、奥米隧道(おくごめすいどう)もそのひとつ。三島ダムは昭和30年完成ですが、この隧道もダム完成とほぼ同時に竣工しています。
奥米1号隧道、奥米2号隧道が連続!
全長100m、幅員5m、高さ4.5mの奥米1号隧道、全長308m、幅員5m、高さ4.5mの奥米2号隧道に分かれていますが、かつてはひとつの隧道(奥米隧道)でしたが、トンネル壁の薄い部分が崩落し、2つのトンネルになったもの。
トンネルはダム建設による生活道路確保で掘削されたものです。
内部は素掘りだけに洞窟状で、しかも横穴も掘られているため「心霊スポット」として喧伝(けんでん)されることもあります(三島湖の水難者の霊が出ると喧伝)。
奥米隧道 | |
名称 | 奥米隧道/おくごめすいどう |
所在地 | 千葉県君津市奥米 |
ドライブで | 館山自動車道君津ICから約19km、君津スマートICから約20km |
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。 |