「東京の屋根」とも称される奥多摩ですが、各地にレンズ状に石灰岩(カルスト)があり、実に50以上の鍾乳洞があるのだとか。そのなかで、観光的に入洞できるのは3ヶ所。洞内気温は15度を上回ることがないというクールゾーンなので、なるべくゆっくり、じっくりと探勝したい場所です。
日原鍾乳洞|奥多摩町
所在地:東京都西多摩郡奥多摩町日原760
全長:1270m(非公開部分も含む)
洞内の気温:11度前後、夏は外気との温度差によって入口付近に水蒸気が発生
備考:入口から格天井、船底岩、天井知らず、地獄谷・三途の川、縁結び観音、賽の河原、十二薬師、ガマ岩と続き、新洞に入って、大天井、獅子岩、竜王の間、白衣観音、おとぎの間、女神の間、雨ふり岩と連続。
大岳鍾乳洞|あきる野市
所在地:東京都あきる野市養沢1587
全長:300m
洞内の気温:11度〜13度
備考:洞内には通常コースのほか、所要時間5分ほどのチャレンジコースも用意。
入口でヘルメットを貸し出しています。
三ツ合鍾乳洞|あきる野市
所在地:東京都あきる野市養沢1075
全長:120m
洞内の気温:外気温より数度低い
備考:その名の通り3つの洞窟が重なるように3段になっている縦穴で、落差12mの不老長寿の水「竜神の滝」も懸かっています。
営業は土・日曜、祝日に限定。
東京のクールゾーンを探せ! (2)奥多摩の鍾乳洞で涼む | |
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