2024年8月3日(土)〜8月4日(日)、三重県四日市市の三滝通り、諏訪新道周辺で『第61回大四日市まつり』が開催されます。昭和39年に始まった四日市市最大のイベント。土曜は「おどりの日」でおどりフェスタなどがメイン。日曜は「郷土の文化財と伝統芸能」と題して市内各地の祭礼行事を実施。
日曜には首が伸びる「大入道」も登場!
四日市市の市制記念日が8月1日、四日市港の開港記念日が8月4日ということもあって、夏祭りを兼ねて8月第1土・日曜に開催される『大四日市まつり』。
初日(土曜日)の「おどりの日」には三滝通り会場で、大四日市パレード(15:40〜)、リトルおどりフェスタ、コンテストおどりフェスタ、こども諏訪太鼓が行なわれます。
さらに市民公園会場では市民盆踊り、近鉄四日市駅前会場(ふれあいモール)で諏訪太鼓競演(9:00〜22:00)なども実施。
2日目(日曜日)の「郷土の文化財と伝統芸能」は、諏訪神社会場で郷土の文化財・民謡と獅子舞(17:00〜)、三滝通り会場で郷土の文化財と伝統芸能(15:20〜)、近鉄四日市駅前会場(ふれあいモール)で諏訪太鼓競演が行なわれます。
「郷土の文化財と伝統芸能」で注目は四日市市のシンボルキャラクターにもなっている大入道(おにゅうどう/四日市市のゆるキャラ「こにゅうどうくん」は彼の息子という設定)。
大入道は諏訪神社の氏子町の桶之町(現在の中納屋町)が江戸時代後期の文化2年(1805年)に名古屋のからくり人形師、竹田寿三郎・藤吉父子が制作したものが最初(からくりにはセミクジラのヒゲを使用)。
桶之町の町民が、「桶」に「大化(オケ)」の文字を当て、お化けの仮装行列を諏訪神社例祭『四日市祭』に奉納したのが始まり(諏訪神社例祭は、戦前はからくり人形山車が多数奉納されましたが、四日市空襲で多くの山車が焼失してしまいました)。
明治2年、浅野新助が首が曲がるように工夫、その後も改良が重ねられています(明治2年の首は現存しています)。
高さ1.8mの山車の上に乗る大入道は、身の丈4.5m、伸び縮みする首の長さ2.7m。
からくり人形では日本一の大きさともいわれ、山車や人形の中に入った人形師6人が太鼓や銅鑼(どら)の音に合わせて、首の伸縮や曲げる動作、鎌首をもたげて目をむき、舌を出す、眉を下げたり、両の手をバタつかせるなど巧みに操るのです。
諏訪神社の秋の例祭『四日市祭』のほか、『大四日市まつり』で曵き出されます。
第61回大四日市まつり|四日市市|2024 | |
開催日時 | 2024年8月3日(土)〜8月4日(日) |
所在地 | 三重県四日市市 |
場所 | 三滝通り、諏訪新道周辺 |
関連HP | 大四日市まつり公式ホームページ |
電車・バスで | JR四日市駅・近鉄四日市駅下車 |
ドライブで | 東名阪自動車道四日市ICから約8km |
駐車場 | 市営中央駐車場など周辺の有料駐車場を利用 |
問い合わせ | 大四日市まつり実行委員会事務局 TEL:059-354-8481/当日専用ダイヤル TEL:0180-991-354 |
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。 |
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