開運厄除けで人気のだるまを購入するだるま市。全国生産の8割を占めるのが、高崎だるまで、群馬県では初市と称してだるま市も開催されます。このほか、白河だるま、武州だるま(越谷だるま)、多摩だるまなど、関東では今もだるまの生産が盛んで、各地で『だるま市』が開催されています。
白河だるま市|福島県白河市
開催場所:福島県白河市天神町・中町・本町(白河駅前)
開催日時:毎年2月11日9:00〜19:30
備考:白河だるまを製作している店舗は、横町にある「白河だるま総本舗(渡辺だるま店)」と「佐川だるま製造所」の2店舗
高崎だるま市|群馬県高崎市
開催場所:群馬県高崎市八島町・あら町(高崎駅西口駅前通り)
開催日時:1月1日〜1月2日10:00〜16:00
備考:全国シェアの8割を占めるといわれる全国的にも有名な「高崎だるま」は、上野国碓氷郡上豊岡村(現・群馬県高崎市上豊岡町)の山縣友五郎が、江戸で疱瘡(ほうそう)除けで赤いだるまがお守りのように扱われていたことをヒントに、作り始めたもの。
高崎だるまは、眉は鶴、鼻から口鬚は亀を表現する縁起の良い福入だるまで、現在50軒以上の家で年間120万個のだるまを生産。
前橋初市まつり|群馬県前橋市
開催場所:群馬県前橋市本町1丁目〜2丁目、国道50号本町1、2丁目、中心商店街
開催日時:1月9日10:00~21:30
備考:本町の前橋八幡宮で古いだるまが燃やされる「だるま供養」(10:00頃〜)が『前橋初市まつり』の幕開け
明治の初め、高崎の農民がだるまを背負って初市で売りさばいたのが始まり
普門寺『だるま市』|群馬県桐生市
開催場所:群馬県桐生市菱町4-2274、普門寺
開催日時:毎年1月第3日曜9:00〜16:00
備考:坐禅の祖・達磨大和尚の奉賛行事として昭和39年から実施
売られるだるまの大部分は「高崎だるま」
いせさき初市|伊勢崎市
開催場所:群馬県伊勢崎市1丁目〜4丁目(本町通り・南銀座通り・中央銀座通り・大手町通り)
開催日時:毎年1月11日正午~20:00(交通規制実施時間)
備考:昭和30年前半の「開運だるま市」、50年代の「いせさきだるま市」、昭和57年から「いせさき初市」と名前を変えながら存続するだるま市
1月1日~1月11日には商店会連合会で、『初市協賛大売り出し』も開催
館林初市|群馬県館林市
開催場所:群馬県館林市本町2丁目、仲町〜本町一丁目かごめ通り商店街
開催日時:毎年1月18日13:00~20:45
備考:露店の多さでも有名で、200の露店がところ狭しと立ち並ぶ
川越大師喜多院『初大師』(だるま市)|埼玉県川越市
開催場所:埼玉県川越市小仙波町1-20-1、川越大師喜多院
開催日時:毎年1月3日
備考:1月3日は厄除元三大師(やくよけがんざんだいし=慈恵大師)の縁日で初大師
露店で売られるのは高崎だるまを中心に、埼玉県らしく岩槻(いわつき)のだるまも
高幡不動尊金剛寺『初不動大祭』(だるま市)|東京都日野市
開催場所:東京都日野市高幡733、高幡不動尊金剛寺
開催日時:毎年1月28日
備考:不動明王の縁日にあたる毎月28日には、参道に露店が建ち並び、多くの人で賑わいをみせます(参道は、10:00〜16:00の間、歩行者天国に)が、1月28日は『初不動大祭』としてだるま市を開催
深大寺『厄除元三大師大祭』(だるま市)|東京都調布市
開催場所:東京都調布市深大寺元町5-15-1、深大寺
開催日時:毎年3月3日〜3月4日9:00〜17:00
備考:深大寺の諸行事中、最大の行事が『厄除元三大師大祭』
東京に春を呼ぶ深大寺のだるま市として有名で、300余の縁起だるま店を中心とした店が並びます
購入しただるまには、元三大師堂前の特設『だるま目入れ所』にて僧侶により直々に目入れが執り行なわれます
初春には『だるま市』で、だるまを購入! | |
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