6月13日【今日は何の日？】

6月13日は、「三日天下」といわれ明智光秀の討ち取られた日で明智光秀忌、川端康成が越後湯沢に逗留、小説『雪国』執筆開始した日、小惑星探査機「はやぶさ」が小惑星「イトカワ」までの7年間の旅を終えて地球に帰還したはやぶさの日、衣笠祥雄選手が2131試合連続出場の世界記録を達成した鉄人の日、そして一国一城令の日です。

明智光秀忌

本能寺で織田信長を討った明智光秀は、天正10年6月13日（1582年7月2日）、山崎で「中国大返し」の羽柴秀吉軍を迎え撃ちます。
明智光秀は、6月13日深夜、坂本城を目指して落ち延びる途中、竹やぶで落ち武者狩りの百姓に竹槍で刺されて深手を負い、その後自害してはてています。
その場が小栗栖の藪（現在は「明智藪」と呼ばれています／京都市伏見区）です。

京都府長岡京市、亀岡市など明智光秀ゆかりの地で「NHK大河ドラマ誘致推進協議会」をつくり、明智光秀、細川ガラシャ、細川幽斎、細川忠興の大河ドラマ化運動を進めた結果、2020年のNHK大河ドラマ（第59作）『麒麟がくる』となって結実しました。

亀岡市の谷性寺（光秀寺）では光秀公忌が行なわれる予定です。
初夏の境内には明智光秀公の家紋として知られる桔梗（ききょう）が咲き乱れています。
また滋賀県大津市坂本にある西教寺には明智光秀の供養塔があります。

明智藪

2018年6月16日

川端康成が越後湯沢に逗留、小説『雪国』執筆開始

昭和9年6月13日から川端康成は、越後湯沢の高半旅館（現・雪国の宿高半）に逗留を開始。
昭和12年まで滞在して小説『雪国』を執筆しています（当初は『文藝春秋』、『改造』、『日本評論』、『中央公論』に断片的に連載）。
越後湯沢にはヒロイン・駒子をイメージした共同浴場「駒子の湯」、そして執筆した「雪国の宿高半」があります。

駒子の湯

2018年4月14日

はやぶさの日

宇宙航空研究開発機構（JAXA）宇宙科学研究所がある神奈川県相模原市が制定。
小惑星探査機「はやぶさ」が小惑星「イトカワ」までの7年間の旅を終えて地球に帰還したのが、平成22年6月13日です。

白鳥大橋開通

平成10年6月13日、北海道室蘭市、室蘭港（白鳥湾）に架る自動車専用道路（国道37号／通行無料）の室蘭大橋が開通しました。
長大な吊橋は瀬戸内海に集中することもあって、東日本では最長の吊橋になっています。

白鳥大橋

2020年1月26日

一国一城令

慶長20年6月13日（1615年8月7日）、大御所となった徳川家康の発案で、土井利勝、安藤重信、酒井忠世の連判の元、徳川秀忠が発令した法令。
藩庁とする居城を残して、すべての出城を廃城とすべしという法令で、国内の多くの城がこれによって廃城となっています。
特例として一つの国を複数の大名が分割して支配する場合には、大名ごとに城を一つ保有することが認められ、伊予国には大洲城（大洲藩の藩庁）、松山城（伊予松山藩の藩庁）、宇和島城（宇和島藩の藩庁）と３つの城が認められていました。
さらに一つの大名が複数の国を支配する場合にも、国ごとに城の保有が認められ、築城の名手・藤堂高虎の藤堂家は、津城（伊勢国・津藩）と上野城（伊賀国・伊賀上野藩）を保有していました。
このほかにも加賀国、能登国、越中国の3国を領有する大大名の前田家は3国で2城（加賀＝金沢城、能登＝小丸山城）など例外も多くありました。