【注目】水陸両用バスを使ったダックツアーに出発!

水陸両用バスというのをご存じだろうか? 陸上を走るバスがそのままスロープを使ってドボーンと水の中にスプラッシュイン! そんなツアーが各地の湖や川で注目を浴びています。

運転手&船長の資格が

法規が厳しい日本では、陸上では当然自動車免許が必要ですが、河川や湖にドボンと入った瞬間に「船舶」と扱いとなるため、船舶免許が必要となります。つまり運転から操舵に替わる瞬間、運転手から船長に変身するワケなのです。

この水陸両用バスを使った観光ツアーを「ダックツアー」と呼び、日本では日本水陸観光株式会社が、チャレンジャー号、LEGEND零ONE号、LEGEND零TWO号、LEGEND零THREE号、LEGEND零FOUR号、GAIA-SP号の6台を使用して、2015年5月現在、霞ヶ浦、湯西川ダム(ダム湖)、諏訪湖、琵琶湖、大阪・大川(旧淀川)でダックツアーを行っています。

日本初の水陸両用バスは、いすゞ自動車の8tトラックをベースにして、アメリカの水陸両用車メーカーであるCAMI(en)が改造した「チャレンジャー号」です。使用済み天ぷら油を燃料に走行するエコな水陸両用バスです。いすゞ自動車の8tトラックを国内で改造した国産初の水陸両用バスが「LEGEND零ONE号」で、陸上用と水上用の2台のエンジンを搭載。しかも4WDというスグレものです。LEGEND零FOUR号まではその発展型で、陸上では最高速度がなんと90km/h、水上では5ノット(約9km/h)で走行します。

チャレンジャー号
チャレンジャー号

大阪ではなんと水陸両用タクシーも

水陸両用バスばかりではなく、大阪ではなんと「水陸両用タクシー」も運行しています。自由にどこでも走れるわけではなく、決められたコースを走る水陸両用タクシーの「観光タクシー」で、もっとも手頃な「大川すいすい得プラン」で、桜ノ宮港発着の約30分、1万3000円。定員は4名なので、4人で乗れば1人3250円。問い合わせ・申し込みは大阪ダックツアーTEL06-6941-0008。

201505070105
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
スカイダック東京

水陸両用バス「スカイダック東京」運行中!

2022年6月28日

水陸両用バスでめぐる『諏訪湖探検ダックツアー』|2024

2016年7月18日

 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitter でニッポン旅マガジンをフォローしよう!

よく読まれている記事

こちらもどうぞ