『ドラゴンクエスト』でお馴染みのダンジョン(dungeon)。本来は地下牢の意ですが、ダンジョンを探検するような気分で、地下迷宮、地下神殿を歩くことができるのが、ここで紹介する大谷資料館、防災地下神殿(首都圏外郭放水路)、室岩洞の3ヶ所です。
大谷資料館|栃木県
所在地:栃木県宇都宮市大谷町909
規模・内容:深さ30m、2万平方メートル(140m×150m)の広さを持つ大谷石の地下採掘場跡(カネイリヤマ採石場は大正8年〜昭和61年まで採石)
備考:日本遺産「地下迷宮の秘密を探る旅 大谷石文化が息づくまち宇都宮」の「地下迷宮」とは、もちろん、この大谷資料館(カネイリヤマ採石場跡地)のこと
平均気温が8度という異空間
防災地下神殿(首都圏外郭放水路)|埼玉県
所在地:埼玉県春日部市上金崎720
規模・内容:首都圏を環状に走る国道16号の地下50mほどの場所に造られたトンネルは、長さ6.3km、貯水できる水の量は67万立方
見学できる巨大な水槽(調圧水槽)は、地下22mの位置にあり、幅78m、高さ18m、全長177mという巨大空間で、柱と空間の巨大さから「防災地下神殿」と呼んでいます
備考:洪水を防ぐために建設された世界最大級の地下放水路で、事前予約(地下神殿コースなど4コース設定)で内部を見学することが可能
室岩洞|静岡県
所在地:静岡県賀茂郡松崎町道部
規模・内容:江戸時代には江戸城の石垣を築くために、そして幕末には品川台場構築用に切り出されたという歴史ある石切り場の跡。
採石は江戸時代〜昭和29年頃まで行なわれ、昭和57年4月10日に照明設備を完備し、広さ約2000平方メートルの洞内を観光用に公開
備考:洞窟内は片道180mほどの遊歩道が設けられていますが迷路のように複雑で、天井は低いところだと1.5m。
水が溜まった地底湖もあり、出口をはうように抜け出すと、海岸の絶壁の上に位置する展望台が!
地下は迷宮に! 関東三大地下神殿 | |
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