東海道新幹線の自由席に並ぶなら、偶数号車が狙い目!

東海道新幹線

東海道新幹線の「のぞみ」、「ひかり」、「こだま」は、現在、N700AまたはN700Sで運行され、座席配置は全列車同じ(座席数1323)です。3号車、5号車など奇数号車にはトイレ、ゴミ箱などが設置されているので、駅のホームで自由席に並ぶ際には、偶数号車に並ぶのが鉄則です。

案外、並んだ号車の座席数に無関心な人が多い

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「のぞみ」、「ひかり」、「こだま」に使用されるN700AまたはN700Sは、博多方面への先頭車両の1号車が13列、東京方面の先頭となる16号車が15列で、少し少な目。
普通車(自由席・指定席)の偶数号車(2号車・4号車・6号車・12号車・14号車)はすべて20列ですが、これに対して奇数号車は、3号車が17列、5号車が18列、7号車(S Work車両)は15列、多目的室のある11号車が13列、13号車が18列、15号車が16列と少なめ。
これは奇数号車にトイレなどが配されているからで、該当する号車が自由席の場合は、偶数号車に比べて、座席が少ないということに。

2023年〜2024年の年末年始はホームなどの混雑緩和を目的に「のぞみ」が全車指定席に。
そのため、「ひかり」の自由席が混雑することになりましたが、今後は、多客期に「のぞみ」が全車指定席で運転されることも予想されます。

今後の対策としては、名古屋、京都、大阪までなら、新大阪行き、広島までなら広島行きを選び、博多行きを避けること、さらに季節列車、臨時列車などの利用がおすすめです。
加えて、「のぞみ」(自由席1号車〜3号車)であれば、2号車に並ぶこと、「ひかり」(自由席1号車〜5号車)に乗車の際には2号車・4号車を選択、さらに「こだま」(自由席1号車〜6号車・13号車〜16号車)の場合なら、2号車・4号車・6号車・14号車が座れる確率が高いことになります。

「のぞみ」の2号車と3号車は座席数で15席違います。
乗車場所は各2ヶ所なので、単純計算だと、並んだ列が同じ長さ、同じスピードで乗車と仮定すれば、7人ほど2号車のほうが多く座れるということを覚えておくといいでしょう。

1号車、16号車に関しては階段から遠いから空いているというケースもありますが、あくまで「こだま」、「ひかり」に該当することで、しかも1号車、16号車は13列、15列とかなり座席数が少ないので、最初からそこを狙うのは少しリスクがあります。

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「こだま」自由席の16号車は15列
東海道新幹線の自由席に並ぶなら、偶数号車が狙い目!
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