城井谷城

城井谷城

福岡県築上郡築上町(ちくじょうまち)、町の南西、求菩提山(くぼてさん)の西に位置する城井谷(きいだに)と呼ばれる谷奥にある中世の城跡が、城井谷城(きいだにじょう)。城井ノ上城(きいのこじょう)とも呼ばれ、周囲を巨大な岩山に囲まれた天然の要害になっています。

黒田官兵衛・黒田長政親子が攻めあぐねた難攻不落の山城

建久6年(1195年)、源頼朝から豊前守護に任ぜられ下向した宇都宮信房(うつのみやのぶふさ)が山城を築城。
以来、戦国時代まで、このあたり一帯を領有した城井宇都宮氏の重要な拠点となっていました。
天然の岩を利用した表門は人がひとり入れるほどの大きさしかなく、まさに難攻不落。
平時には山麓の居館に暮らし(立屋敷という地名が残っています)、いざという際に山城は機能したのです。

戦国時代末期、黒田孝高(黒田官兵衛、黒田如水)が豊前国に入封した際には、宇都宮鎮房(うつのみやしげふさ=城井鎮房)との激しい攻防を繰り広げた舞台にもなっています。
戦闘時に、城郭の内部は村人たちが避難する場などにも利用されていたのだとか。

天正16年(1588年)、宇都宮鎮房(城井鎮房)は黒田長政との和議を受け入れますが、黒田孝高が黒田長政に授けた謀略により、鎮房は城内にて酒宴の席で謀殺、難攻不落の山城も廃城になっています。

中津城(大分県中津市)に鎮座する城井神社は、黒田孝高が鎮房を殺害したことを悔いて創建したもの。

山麓の牧の原キャンプ場を起点に徒歩で2時間ほどの山歩きが必要で、しかも途中には鎖場などもあるので足まわりはしっかりと。

城井谷城
名称 城井谷城/きいだにじょう
所在地 福岡県築上郡築上町寒田
ドライブで 東九州自動車道築城ICから約16kmで牧の原キャンプ場
駐車場 牧の原キャンプ場駐車場を利用
問い合わせ 築上町文化財保護係 TEL:0930-52-3771
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

 

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