箱館奉行所

幕府直轄領(天領)のうち重要な場所に置かれた奉行所が遠国奉行(おんごくぶぎょう)。北辺警備のために箱館(現在の函館)に1802(享和2)年に設置されたもの。箱館戦争が終結した2年後の明治4年に解体されていますが、4年間の工期をかけ、五稜郭公園内に平成22年に往時のままに、主要部分だけ復元されています。

幕末に五稜郭の中心に築かれた奉行所

五稜郭 建物再現MAP(青色=復元建物)

1802(享和2)年、箱館山の麓、現在の元町公園の場所に箱館奉行所が設置されますが、その後、いったん廃止され松前奉行として松前藩の管轄となりましす。
箱館開港の流れを受け1856(安政3)年に再び箱館に箱館奉行が設置されました。

その後、海に近いと艦砲射撃の対象となるなどの危惧から、1864(元治元)年に西洋式城郭の五稜郭が築かれて、その中心に移設されています。

往時の庁舎の1/3の規模で奉行所を復元

現在の箱館奉行所は、可能な限り往時の材料、そして工法を使い、庁舎の1/3の規模を復元したもの。

襖(ふすま)を開け放つと72畳の広さになる大広間や奉行の執務室だった表座敷を見学する「再現ゾーン」、五稜郭設計の経緯などを学ぶ「歴史発見ゾーン」、五稜郭と箱館奉行所復元の記録などを観賞する「映像シアター」、足軽詰所、同心詰所を見学し、復元を担当した匠の技などを知る「建築復元ゾーン」に分かれています。

隣接の「お休処いたくら柳野」では、当時のコーヒー豆を再現したという「箱館奉行所コーヒー」が味わえるほか、「箱館奉行所釘隠し(くぎかくし)」など奉行所グッズも販売。

箱館奉行所
名称 箱館奉行所/はこだてぶぎょうしょ
所在地 北海道函館市五稜郭町44-3
関連HP 箱館奉行所公式ホームページ
電車・バスで 函館市電五稜郭公園前駅から徒歩13分、函館駅前から函館バス(五稜郭タワーシャトルバス)の利用も可能
ドライブで 函館空港から道道63号を経て、国道278号を函館方面に、湯川温泉の交差点を右折、途中市電に沿って3.5km五稜郭公園前交差点を右折300m、変則交差点を斜め右へ300m
駐車場 市営五稜郭観光駐車場(97台/有料)
問い合わせ 箱館奉行所 TEL:0138-51-2864/FAX:0138-51-2548
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
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