山陽新幹線、在来線に連絡する小倉駅(福岡県北九州市小倉北区)と小倉南区の企救丘駅(きくがおかえき)を結ぶ北九州高速鉄道の跨座式モノレール路線が北九州モノレール。正式名は北九州高速鉄道小倉線で、昭和60年1月9日開業。営業キロは8.8kmで、19分で結んでいます。
日本で最初の日本跨座式モノレール
昭和55年までは明治39年開業の馬車鉄道を前身とする西鉄北方線(路面電車)がありましたが、その廃止による代替え的な意味合いもあります。
北九州モノレールは、日本万国博覧会(大阪万博)で会場内の交通機関で用いられたモノレール車両を除いて、全国で初となる本格的な日本跨座式モノレール(日立アルヴェーグ式)です(東京モノレールは国内導入時のアルウェーグ式)。
車体の軽量化、客室空間の増大などのメリットがあるため、大阪モノレール(平成2年開業)、多摩都市モノレール(平成10年開業)、舞浜リゾートライン(平成13年開業)、沖縄都市モノレール(平成15年開業)と以後に跨座式を採用して開業した路線はすべてこの方式が採用されています。
平成10年には高架線で小倉駅ビル(アミュプラザ小倉)3階に乗り入れ、山陽新幹線(JR西日本)、日豊本線・日田彦山線・鹿児島本線・山陽本線(JR九州)との乗り継ぎも便利になっています。
北九州モノレール | |
名称 | 北九州モノレール/きたきゅうしゅうものれーる |
関連HP | 北九州モノレール公式ホームページ |
問い合わせ | 北九州モノレール TEL:093-961-0101/FAX:093-961-0555 |
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