福岡県糸島市、雷山(らいざん/標高955m)の北中腹、7世紀に築かれた古代山城の雷山神籠石(らいざんこうごいし)近くにある、不動池ダムのダム湖が、不動池。ダム湖の中に木々が林立する不思議な光景が話題になっています。周辺はアクセスが困難なため、秘境的な雰囲気もたっぷり。
ダム湖周囲の木々が増水時には水没し、奇観が誕生!
雷山千如寺大悲王院側からだと広域基幹林道雷山浮嶽線を西へと走り、雷山神籠石への分岐で北側に下ると不動池です。
地形図を見ると単なる小さなダム湖にすぎませんが、ちゃんと不動池の名の記載があります(池面の標高は400m)。
ダム自体は昭和11年に前原町(まえばるまち/平成22年に二丈町、志摩町合併し糸島市が誕生)が築いたという歴史あるもので、灌漑目的のアースフィルダム(ダム堰堤周辺は立入禁止)。
不動池は湛水面積2haのダム湖です。
水位が上昇した際に、池の畔や上流部の木々が水没し、不思議な光景が生まれる仕組み。
雷山神籠石とセットで訪ねるのがおすすめです。
不動池(糸島市) | |
名称 | 不動池(糸島市)/ふどういけ(いとしまし) |
所在地 | 福岡県糸島市雷山・飯原 |
ドライブで | 西九州自動車道前原ICから約11km |
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