宇津江四十八滝

宇津江四十八滝

岐阜県高山市国府町宇津江、滝上山を源として流れ出す宇津江川は、急峻な谷あいに大小無数の滝を造り出していますが、それが宇津江四十八滝。宇津江四十八滝県立自然公園に指定され、岐阜県道479号(古川宇津江四十八滝国府線)から続く遊歩道から箱庭的に連続する瀑布群を眺めることができます。

880mの間に13の滝が連続!

岐阜県名水50選、岐阜県の天然記念物、遊歩道を歩けば、魚返滝、朝霧滝、平滝、函滝(はこたき)、上段滝、梵音滝(きよのきたき)、王滝、銚子口滝、障泥滝(あおりたき)、わん水滝、瑠璃滝(るりたき)、布晒滝(ぬのさらしたき)、上平滝(かみひらたき)と入口から上流部の間880mに滝が連続。

地質的には濃飛流紋岩(溶結凝灰岩)で、その弱い部分が侵食されたもの。
地質的な要因で、滑滝(なめたき)が多く、最大の王滝でも落差は18.8mとさほどでもありませんが箱庭的に連続する滝は実に見事です。
障泥滝近くにある展望台からは乗鞍岳や穂高連峰を眺望。

紅葉の名所として知られ、例年10月下旬~11月上旬が見頃となります。
駐車場を起点に滝を一巡して往復すると所要は2時間は必要で、入口には日帰り入浴施設、四十八滝温泉しぶきの湯「遊湯館」もあるので汗を流してから家路につくことが可能。

ちなみに宇津江川は、高山市街を流れた宮川に飛騨国府で合流し、下流は神通川となって富山湾に注いでいます。

宇津江四十八滝
名称 宇津江四十八滝/うつえしじゅうはちたき
所在地 岐阜県高山市国府町宇津江
電車・バスで JR飛騨国府駅または飛騨古川駅からタクシーで10分
ドライブで 高山清見道路(中部縦貫自動車道)高山ICから約16.5km
駐車場 宇津江四十八滝総合案内所・山野草花園駐車場(150台/無料)
問い合わせ 四十八滝総合案内所 TEL:0577-72-3948
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

 

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