飛騨高山&白川郷にも熊が! 岐阜県の熊出没情報は、「岐阜県クママップ」でチェックを! 

岐阜県は、面積の81%が森林で、その率では高知県についで全国2位。豊かな自然を背景に、当然ツキノワグマも多数生息しています。生息数は4000頭以上と推測され、東北並みの生息数を誇り、鹿も増加傾向にあることから、その遭遇率も高まります。高山市街や、世界遺産・白川郷でも目撃が相次いでいます。

白川郷や高山市で熊に襲われる事件が発生

白川郷・紅葉
紅葉シーズンも人気の白川郷ですが、熊の出没に注意が必要

訪日外国人観光客の多い世界遺産・白川郷や、古都のイメージが強い高山ですが、いずれもツキノワグマの生息エリア。

白川郷では、スペイン人観光客が合掌造りの和田家を撮影中に熊に襲われるという事件も発生しています。
高山市でも上高地へと向かう途中の上宝町で栗拾いの男性が熊に襲われるという被害が発生しています。
高山市内では、奥飛騨温泉郷、野麦峠周辺で数多くの目撃例がありますが、市街地近くの北山公園(JR高山駅から徒歩30分)でも目撃例があります。

岐阜県によれば「飛騨地域の高山市、飛騨市、白川村で目撃情報が多い傾向にありますが、近年、県内でのクマの分布範囲は拡大しているとみられており、東農地域の中津川市や恵那市、岐阜地域の本巣市、西濃地域の揖斐川町周辺でも多数の目撃情報があります」と警戒を呼びかけています。

とくに県東部、北アルプス側のツキノワグマが増加傾向にあり、目撃例が多いのは6月〜11月で、基本的には夏場の遭遇率が高いのですが、ドングリ類(ブナ、ミズナラ、コナラ)の凶作の年には山里や市街地に降りてくる熊が増えるので、秋の遭遇率も高まっています。

飛騨高山&白川郷にも熊が! 岐阜県の熊出没情報は、「岐阜県クママップ」でチェックを! 
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