鈴鹿アルプス・御在所岳で紅葉見頃

アルペン的な山容で中京圏の山好きに「鈴鹿アルプス」とも称される御在所岳（三重県三重郡菰野町）。山麓の湯の山温泉からロープウェイで山上まで登ることができますが、紅葉が遅れ気味の2024年も、11月16日（土）現在、中腹辺りまで赤く染まっています。これから湯の山温泉に紅葉前線が下ります。

紅葉は御在所岳中腹で見頃に

御在所ロープウェイ（三重交通グループ）は、「山時間を満喫する」をコンセプトに2018年7月11日にリニューアルが行なわれ、スイスCWA社の新型ゴンドラを10両導入。
床面に展望窓2面が設けられた新しいゴンドラは、36両のうち10両なので、運が良ければ、足元にも紅葉が広がる本谷などの展望が開けることに。

ゴンドラからは地蔵岩、鷹見岩、恵比寿岩など、花崗岩の奇岩怪石を眺めながら、紅葉満喫の空中散歩を楽しむことができます。
ツツジ科の赤、クスノキ科の黄色、そして針葉樹の緑、花崗岩の白というコントラストが実に見事。

紅葉シーズンが終わると、本格的な冬となり、12月下旬〜3月上旬には山頂一体で樹氷（じゅひょう）、霧氷を楽しむことができます。

御在所岳

三重県三重郡菰野町と滋賀県東近江市にまたがる県境の山、御在所岳。アルペン的な山容で東海地区ではハイキングに絶大な人気のある鈴鹿山脈。なかでももっとも人気のあるピークが御在所岳（1212m＝地図上は御在所山）。山麓の湯の山温泉から山頂の山上公

御在所ロープウエイ

鈴鹿山脈の主峰でもっとも人気の高い御在所岳（1212m／正式な山名は御在所山）に架かる三重交通の運行する御在所ロープウエイ。湯の山温泉にある湯の山温泉駅（標高400m）と山頂の山上公園駅（標高1180m）を15分ほどで結ぶ全長2161mのロ