大阪と高野山を結ぶ南海の新観光列車、「GRAN 天空」の外観を発表!

GRAN 天空

南海電気鉄道は、2025年度末に運行開始を予定している新観光列車の名称を、「GRAN 天空」(ぐらんてんくう)と発表。外観とロゴも合わせて発表されています。「落ち着いた空間と心を込めたおもてなしで、誰もが心穏やかな時間を過ごすことができる旅を」という意味合いが込められているとのこと。

観光列車「天空」は、2026年3月20日に定期運行を終了

GRAN 天空

「GRAN 天空」は、現在運行中の観光列車「天空」(橋本駅~極楽橋駅間運行)に代わり、新たに難波駅~ 極楽橋駅間を結び運行を開始する新観光列車。
「良質でホスピタリティあふれるサービスと四季折々に移ろう風景を通して、日常を離れた上質な空間で、列車の旅そのものが特別な体験となるよう計画しています」(南海電気鉄道)。
南海電気鉄道によれば、アテンダントによるきめ細やかな対応や、地元の食材を使用したお食事を提供も予定されているとのことで、グレードアップした高野山への旅が期待できそうで、訪日外国人観光客にも話題となりそうです。

2025年6月に行なわれた南海電気鉄道の社内公募で857件の応募が寄せられ、8月の「お客さま投票」では5498件の投票があり、「GRAN 天空」に決まったもの。
併せて、ロゴも決定、2025年11月6日(木)10:00〜特設サイトもオープン。

外観デザインは、落ち着きのある深紅をベースカラーに、ゴールドを基調とした装飾。
高野山に咲くシャクナゲなどの植物をモチーフにした装飾を随所にデザインし、沿線地域とのつながりをイメージしているとのこと。

起点となる難波駅1番線の現在の降車専用ホームを、新観光列車専用「0(ゼロ)番のりば(仮称)」として照明演出などで美装化。

なお、観光列車「GRAN 天空」の登場で、2009年7月3日に定期運行が始まった現行の観光列車「天空」は、2026年3月20日に定期運行を終了する予定です。

大阪と高野山を結ぶ南海の新観光列車、「GRAN 天空」の外観を発表!
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