2016年〜2017年1Lあたり120円前後だったガソリンの価格は、今では1L170円前後と50円以上も高くなっています。その陰で、意外に知られていないのは、ガソリンスタンド(GS)の大幅減少。2024年度末の全国のGS数は、2万7009店。ピーク時の1994年度末(6万421店)と比べて半減以下(44.7%)となっているのです。
旅先で廃墟となったGSを目にすることも

原因となるのは、自動車の燃費改善、ハイブリッド車(HV)の普及などに伴う燃費向上によるガソリンや軽油の需要減少で、給油所の経営も厳しい状態が続いていること。
2024年度(2025年3月31日まで)に新設された給油所は39店舗で、前年度の47店舗から減少、さらに廃止した給油所が444店(前年度よりも150店舗減少)。
ここ4年間は500店舗を超えるペースで減少していましたが、2024年度は政府が物価対策としてガソリン価格の上昇を抑えるため、石油元売りに補助金を支給していることもあって、ガソリンスタンドの粗利も少し増えたことが影響していると推測されます。
それでもそれは一時的で、焼け石に水。
かつては釧路湿原のなかにも地元JA(農協)が経営するガソリンスタンドがあり、農業車両や湿原を通過する車が給油に立ち寄っていました。
それほど、1990年代には北海道の原野という場所にもガソリンスタンドができるなど、トイレを借りるにも、情報を入手するにも便利な存在でした。
長野県でも白樺湖など主要な観光地にはガソリンスタンドがあり、周辺の道路情報や観光情報を入手することができました。
車の燃費向上などにより、「ガソリンスタンドを探す」機会は減っていますが、北海道などの長距離ドライブでは、予定していた地にガソリンスタンドがないか、あるいは休業でヒヤリとすることも。
スマホの地図であわてて周辺のGSを検索し、寄り道を余儀なくされるケースもあることでしょう。
しかも都市部を除いて、24時間営業のガソリンスタンドはありません。
北海道でも道東、道北、襟裳岬周辺、渡島半島の日本海側などをドライブする際には要注意です。
四国でも太平洋側では高知市街を除けば、日中に給油が必須です。
| 【GSが半減】旅先で、ガソリンスタンドを探す時代がやってきた! | |
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