市民創作函館野外劇『第36回公演』|2024

2024年7月の日曜の4日間、函館市の五稜郭で『第36回函館野外劇公演』を開催。特別史跡「五稜郭」で上演される国内最大規模の歴史劇。函館市民参加によって演じられる函館歴史大スペクタルも今年で35回目の公演を迎えます。

函館野外劇

「函館野外劇」の会により公演される国内最大規模の野外劇

フランスの「ル・ピディフ野外劇」をヒントに、幕末に築城された西洋式城郭跡の特別史跡「五稜郭跡」を舞台に、NPO法人市民創作「函館野外劇」の会により公演される国内最大規模の野外劇です。

制作からキャストまで全て市民ボランティアで繰り広げられ、臨場感あふれる舞台が夏の夜を華麗に彩ります。

提唱者は、現在、全国にも有名な高齢者施設「旭ヶ岡の家」の理事長フィリップ・グロード神父で、昭和63年に五稜郭商店街活性化事業として始まりました。

「アイヌの時代に始まり、戦争や大火などの度重なる困難に見舞われながらも、それを乗り越えてきた函館人のたくましさと函館の発展にも力を尽くした高田屋嘉兵衛の活躍、ペリー来航による開港と国際文化の波、武田斐三郎による西洋式築城五稜郭の完成、蝦夷共和国を夢みて戦った榎本武揚や土方歳三らの命かけて信念を貫こうとした姿や歌人石川啄木などの函館の街を精一杯生き抜いた人々の物語が10場面で繰り広げられます」(NPO法人市民創作「函館野外劇」の会)。

上演に使われる舞台は、五稜郭の土手と土舞台、それに堀と堀の中につくられた特設舞台、堀を隔てた観客席(1700席)前の5ヶ所という壮大なもの。

「土手から観客席からまで奥行き100m余り、幅80mと壮大であり、このスケールを活用して、数頭の馬が各場面を盛り上げ、箱館戦争では5門の大砲が火を噴き、新政府軍軍艦甲鉄も参戦」(NPO法人市民創作「函館野外劇」の会)。

まさに日本一壮大なスケールの野外時代劇に仕上がっています!

8月10日(土)18:00〜19:00・8月11日(日)15:00〜16:00、18:00〜19:00、には函館市芸術ホール公演が行なわれます。

函館野外劇

画像提供/(一社)函館国際観光コンベンション協会

市民創作函館野外劇『第36回公演』|2024
開催日時 2024年7月7日(日)、7月14日(日)、7月21日(日)、7月28日(日)16:00〜17:00(開場15:30)
所在地 北海道函館市五稜郭町
場所 五稜郭公園一の橋広場
関連HP 市民創作函館野外劇公式ホームページ
電車・バスで JR函館駅から市電湯の川行きで20分、五稜郭公園前下車、徒歩10分
ドライブで 函館空港から約7.6km
駐車場 市営五稜郭観光駐車場(97台/有料)・函館市芸術ホール・北洋資料館・道立函館美術館駐車場(215台/有料)
問い合わせ NPO法人市民創作「函館野外劇」の会事務局 TEL:0138-56-8601
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
五稜郭

五稜郭

江戸幕府が倒れ、大政奉還(たいせいほうかん)が行なわれたのが、慶応3年(1867年)。これに不満をもった旧幕臣の榎本武揚(えのもとたけあき)らが占拠し、最後の砦となったのが、箱館(北海道函館市)の五稜郭(ごりょうかく)です。異国船の襲来に備

 

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