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姫路市自然観察の森

姫路市自然観察の森

兵庫県姫路市、姫路市街の西、桜山貯水池(桜山貯水ダムのダム湖)周辺に広がる自然公園が、桜山公園。桜山公園にある環境省の指導で整備された自然観察を目的とした森が、姫路市自然観察の森で、桜山貯水池北岸に広がる丘陵(60ha)にネイチャーセンターを起点とした自然観察路が設けられています。

全国に10ヶ所ある自然観察の森のひとつ

自然観察の森は、都市部の身近な自然環境の中で、市民が気軽に自然に触れあい親しみながら、自然の仕組みや自然保護への理解を深める場として、環境省の指導のもと全国に10ヶ所設置された施設で、横浜自然観察の森(昭和61年3月開園)に次いで、昭和62年4月2日、全国で2番目に誕生したのが、姫路市自然観察の森です。

もともとは古くは桜峠と称された一帯で、園内にはヤマザクラの大木が茂っています。
瀬戸内海沿岸では平均的な里山で、コナラの雑木林やヒノキ林、湿地や、草原、ため池など多様な自然が残されています。
往時は燃料や肥料など生活の糧を得る場でしたが、近年はそうした里山も失われ、里山の姿を残す場所としても貴重。

ネイチャーセンターを起点に、自然観察路(ネイチャートレイル)は全長8km。
標高は最高点で180mほどで、晴れていれば頂上の展望台から瀬戸内海を眺望。
園内6ヶ所の東屋、2ヶ所の観察小屋は休憩に利用できます。
飲食施設、売店はありませんが、ネイチャーセンター内に自動販売機を設置。

ネイチャーセンターは、委託を受けた日本野鳥の会がレンジャーを配置。
自然観察の参考になる季節のカラーガイドなどを配布しています。
ペット連れでの入園は不可。

桜山公園には宿泊できる児童館の「星の子館」(ほしのこやかた)があり、レストランはランチでの利用も可能。
そのほか、姫路科学館、兵庫県立こどもの館もあり、「星の子館」に滞在してのんびり過ごすのもおすすめです。

姫路市自然観察の森
名称 姫路市自然観察の森/ひめじししぜんかんさつのもり
所在地 兵庫県姫路市太市中915-6
関連HP 姫路市自然観察の森公式ホームページ
電車・バスで JR太市駅から徒歩25分、JR姫路駅から神姫バスから太市行きで自然観察の森下車
ドライブで 山陽自動車道山陽姫路西ICから約4km、山陽姫路東ICから約15km
駐車場 38台/無料
問い合わせ 姫路市自然観察の森 TEL:079-269-1260/FAX:079-269-1270
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

桜山公園

兵庫県姫路市、姫路市街の西、桜山貯水池(桜山貯水ダムのダム湖)周辺に広がる自然公園が、桜山公園。姫路市立自然観察の森、姫路科学館、兵庫県立こどもの館、姫路市宿泊型児童館「星の子館」(ほしのこやかた)、広大な芝生広場の「ダム下大芝生広場」など

姫路科学館

兵庫県姫路市、桜山貯水ダムの周辺に広がる桜山公園にある姫路市立の総合科学館が、姫路科学館。常設展示は、「地球と郷土の自然」、「身のまわりの科学」 、「私たちの宇宙」 をテーマに、オリジナル展示装置で「実験体験」し、実物資料で「本物体験」でき

星の子館

兵庫県姫路市、姫路市街の西、桜山貯水池(桜山貯水ダムのダム湖)周辺に広がる桜山公園にある児童館が、星の子館(ほしのこやかた)。全国的にも珍しい宿泊型の科学系児童館で、大人だけの宿泊やランチタイムのレストラン利用も可能。併設の天文台では星の観

 

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