木の根橋(大ケヤキ)

木の根橋(大ケヤキ)

兵庫県丹波市、丹波市役所柏原(かいばら)支所近くの奥村川をまたいで橋のように根が伸びるのが木の根橋(大ケヤキ)。兵庫県の天然記念物に指定される推定樹齢1000年ケヤキの巨木で、目通り幹周り6.4mというケヤキの根が幅6mの奥村川をまたいでいます。ケヤキの奇形は全国的にも珍しく、まさに橋のように伸びています。

柏原陣屋の堀・奥村川をまたぐケヤキの根

木の根橋(大ケヤキ)
よく見ると根が橋のように川をまたいでいます

本樹の根の一本が太く成長し、奥村川をまたいで対岸の地下にもぐり込み、長さ10mにも及ぶ自然の橋梁を形づくっていることから「木の根橋」と呼ばれています。
この大ケヤキは、柏原八幡神社の参道に位置し、もともとあった土橋に沿って根が延びたものと推測されています。

柏原地区は、織田信長の弟・織田信包(おだのぶかね)が慶長3年(1598年)、秀吉から柏原3万6000石を与えられたことに始まる城下町(江戸時代には柏原藩の藩庁・柏原陣屋が置かれました)。
現在の奥村川は、織田信包時代に堀割として拡幅されてるので、その際に根元が掘り込まれたのかもしれません。

この大ケヤキの存在から、昭和63年に全国巨樹・巨木林の会の「巨木を語ろう全国フォーラム」の第1回大会が兵庫県柏原町(当時)で開催されています。
巨樹・巨木ブームの火付け役にもなった木ともいえるのです。

現在、ナラタケモドキ菌によるナラタケモドキ病にかかっているため、腐った根の切除、天敵菌の散布や、倒壊防止に支柱を設置するなどの対策がとられています。

名称 木の根橋(大ケヤキ)/きのねばし(おおけやき)
所在地 兵庫県丹波市柏原町柏原1
関連HP 丹波市公式ホームページ
電車・バスで JR柏原駅から徒歩7分
ドライブで 舞鶴若狭自動車道春日ICから約9km、丹南篠山口ICから約14km
駐車場 柏原八幡神社駐車場(50台/無料)を利用
問い合わせ 丹波市文化財課 TEL:0795-70-0819/FAX:0795-70-0814
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

 

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