たんば黎明館

兵庫県丹波市柏原町にある明治18年築の擬洋風学校建築の建物を再生したミュージアムがたんば黎明館。明治18年、氷上郡各町村組合立高等小学校として建築され、明治42年から氷上郡立高等女学校として多くの人材を輩出した学校で、平成27年からレストランやカフェの入った「たんば黎明館」として活用されています。

館内にはフレンチレストランやカフェが入居

氷上郡各町村組合立高等小学校として建設された明治18年の棟札には、「教育は国家の根底なり、学校は教育の土壌なり」の精神で学校創立を発起したことなどが記されています。
丹波の奥深い地にあって、新時代への夜明けを告げる学校として誕生した建物、というのが黎明館という名の由来。

氷上郡立高等女学校は、大正11年に兵庫県立柏原高等女学校となり、戦後は県立柏原高等学校の同窓会館、さらに昭和44年から氷上郡教育委員会事務所として使われてきました。

1階にはフランス料理の「ル・クロ丹波邸」、2階にはダイニングカフェ「タンバール」とライブラリースペースがあります。