兵庫県美方郡新温泉町、JR山陰本線の駅が浜坂駅(はまさかえき)。明治44年11月10日開業という歴史ある駅で、開業時には終着駅だったため蒸気機関車の転車台と、給水塔が築かれ、駅舎近くには、明治44年の開業時の建設というレンガ造りの給水塔が現存しています。
レンガ造りの給水塔は開業時に築かれたレンガ造りの遺構
![浜坂駅(浜坂駅給水塔)](https://i1.wp.com/tabi-mag.jp/wp-content/uploads/HG054302-1024x683.jpg?ssl=1)
![浜坂駅(浜坂駅給水塔)](https://i2.wp.com/tabi-mag.jp/wp-content/uploads/HG054304-1024x679.jpg?ssl=1)
![浜坂駅(浜坂駅給水塔)](https://i1.wp.com/tabi-mag.jp/wp-content/uploads/HG054305-1024x693.jpg?ssl=1)
浜坂駅は、新温泉町・湯村温泉への玄関駅で、特急「はまかぜ」の全列車が停車します。
ズワイガニ漁解禁時には大阪〜浜崎に臨時特急「かにカニはまかぜ号」も運転。
給水塔は、蒸気機関車への給水のために設けられた水道施設です。
蒸気機関車は石炭を燃やした熱で水を沸騰させ、発生した蒸気の力を利用して車輪を動かすので、水の補給が必要となります。
蒸気機関車が全盛だった時代には、起終点となる駅には、必ず転車台と給水塔が備わっていました。
給水塔が現存する場所も少なくなり、実に貴重です。
山陰本線では、旧和田山機関庫と並ぶ鉄道遺産。
![浜坂駅(浜坂駅給水塔)](https://i0.wp.com/tabi-mag.jp/wp-content/uploads/HG054303.jpg?resize=728%2C449&ssl=1)
浜坂駅(浜坂駅給水塔) | |
名称 | 浜坂駅(浜坂駅給水塔)/はまさかえき(はまさかえききゅうすいとう) |
所在地 | 兵庫県美方郡新温泉町浜坂東岡2330-1 |
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