猿尾滝

猿尾滝

兵庫県美方郡香美町にある天滝(てんだき/養父市)、霧ヶ滝(新温泉町)とともに但馬三名瀑にかぞえられる滝が、猿尾滝(さるおだき)。2段になって落ちる段瀑で、上段39m、下段21m(落差60m)で、日本の滝百選に選定。下段の流れが猿の尾に似ていることが名の由来です。

兵庫県の名勝にもなる美しい段瀑

2段のうち、上段はゴツゴツした岩肌を流れることから雄滝、流麗な下段は雌滝と呼ばれています。
上段の雄滝の中ほどに、滝に打たれる修行僧、観音様、仏様のように見える自然石があり、パワースポットにも。
駐車場(売店、トイレあり)から100mほど歩けば到達できることから、探勝するのも手軽です。

また光線によって上段の滝壺には午後、虹がかかることも。
一帯はブナ、モミジ、サクラ、ケヤキが茂り、新緑、紅葉も見事です(紅葉の見頃は例年11月上旬~中旬)。
厳冬期は氷瀑となり、それを目的に訪れるカメラマンも。

江戸時代、村岡陣屋の山名氏が猿尾滝でそうめん流しをして楽しんだとも伝えられ、7月第2日曜の『猿尾滝まつり』で割竹を長くつないでそうめんを流すイベントも行なわれています。

猿尾滝が生まれた地質については長年「猿尾滝ヒン岩脈で形成(岩脈=地層の割れ目にマグマが入って固まった地質)」と説明されてきましたが、平成30年に京都大学大学院理学研究科の羽地俊樹さんの調査で、マグマが地層を押し上げて餅のように膨らむ「ラコリス」と呼ばれる形状と判明。
作山(つくりやま)ラコリスと命名され、猿尾滝の説明板も書き換えられています。

近畿圏では、兵庫県は奈良県と並んで名瀑の多い県で、日本の滝百選に選定される滝も、猿尾滝のほか、天滝(養父市)、原不動滝(宍粟市)、布引の滝(神戸市)の4瀑があります。

猿尾滝
名称 猿尾滝/さるおだき
所在地 兵庫県美方郡香美町村岡区日影
関連HP 香美市公式ホームページ
電車・バスで JR八鹿駅から全但バス秋岡行きで43分、日影下車、徒歩20分
ドライブで 北近畿豊岡道八鹿氷ノ山ICから約21km
駐車場 あり/無料
問い合わせ 香美市観光商工課 TEL:0796-36-3355/FAX:0796-36-3809
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
天滝

天滝

兵庫県養父市、大屋川の支流にある落差98m、兵庫県下随一の名瀑が天滝(てんだき)で、「日本の滝百選」に選定。レストハウス天滝前の駐車場から滝までの1.2kmには遊歩道が整備されており、久遠の滝、夫婦滝、鼓ヶ滝など天滝渓谷に連続する滝を眺める

原不動滝

原不動滝

「日本の滝百選」にも選ばれている兵庫県宍粟市(しそうし)にある滝が、原不動滝。揖保川の支流に懸かり、ブナやモミの原生林に囲まれた岩棚を清流が3段になって落下。落差は88mで、滝見用の吊り橋「奥かえで橋」から眺望できます。一帯は氷ノ山後山那岐

布引の滝

日光の華厳の滝、紀州の那智の滝とともに「三大神滝」と呼ばれる滝が布引の滝。山陽新幹線新神戸駅の北100mにある布引渓流(名水百選)に懸かる、新幹線駅至近の炊きながら「日本の滝100選」にも選定されています。新神戸駅からなら5分で到達するとい

 

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