愛媛県東温市、一級河川・重信川の上流に懸かる滝が、白猪の滝(しらいのたき)。落差96mという見事な滝で、厳冬期には四国では珍しい氷瀑となることでも知られています。氷瀑が観賞できるのは厳冬期で例年1月末〜2月中旬頃です。正岡子規や夏目漱石も目にしたという愛媛の名瀑です。
東温市のHPには「白猪の滝凍結状況」もアップ
厳冬期には滝周辺ではマイナス5度以下になることも多く、寒気の張り出しが続くと、結氷が進んで氷瀑が生まれます。
愛媛県は瀬戸内海気候で温暖なイメージがありますが、この白猪の滝が落ちる皿ヶ嶺連峰県立自然公園は、かなり冷え込むことがあるのだとか。
東温市役所では、厳冬期になると毎週金曜日に地域活力創出課が白猪の滝まで足を運び、氷瀑の出来具合をチェックしているとのこと。
最大に結氷しても8割〜9割の結氷で、中央部には水が流れ落ちるとのこと。
完全結氷というのはここ10年くらいでは例がなく、逆に温暖な冬だと全然結氷しないこともあるそうです。
「狙い目は、冷え込んだ日の午前中」とのこと。
東温市のHPには「白猪の滝凍結状況」もアップされているので、確認してからお出かけを(ただし、前日に凍っていても、出かけた日に氷瀑が見える保証はありません、あくまでも目安です)。
アクセスは白猪の滝農村公園駐車場から1.5kmほどで、林道を1km、遊歩道500mを歩いて到達します(白猪の滝農村公園駐車場から白猪の滝まで徒歩30分)。
![白猪の滝](https://i0.wp.com/tabi-mag.jp/wp-content/uploads/hirai-fall02.jpg?resize=728%2C728&ssl=1)
![白猪の滝](https://i0.wp.com/tabi-mag.jp/wp-content/uploads/hirai-fall03.jpg?resize=728%2C485&ssl=1)
四国でも氷瀑が! 温暖な愛媛県で、白猪の滝が凍結 | |
所在地 | 愛媛県東温市河之内 |
場所 | 白猪の滝/しらいのたき |
関連HP | 東温市公式ホームページ |
電車・バスで | 伊予鉄道横河原駅から伊予鉄バス白猪滝口行きで23分、白猪滝口下車、徒歩30分 |
ドライブで | 松山自動車道川内ICから約9km |
駐車場 | 白猪の滝公園無料駐車場、または、有料駐車場 |
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。 |
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