アストラムライン6000系、5月18日がラストラン

広島県広島市中区の本通駅と安佐南区の広域公園前駅を結ぶ広島高速交通広島新交通1号線(アストラムライン)。1994年8月20日に開業して以来、30年以上にわたって活躍してきた広島高速交通6000系電車が、新型の7000系車両への置換えにともない2025年5月18日(日)で引退となります。

デザイン性も高かった名車両6000系が引退

アストラムライン「ありがとう6000系」

ゆりかもめなど、現在営業中のAGT(新交通システム)の中では総延長日本一を誇るのが、アストラムラインで、18.4kmの路線距離。
開業に合わせて導入した案内軌条式電車(直流750V)が、2025年5月に引退する広島高速交通6000系電車。
3両を背中合わせに連結した6両固定編成で、すべてが電動車となっています。

塗装のクロムイエロー(山吹色)は、広島高速交通のシンボルカラーで(「平和・寛大・理想」という色属性)、その洗練された車両デザインは、1995年度にグッドデザイン賞旅客デザイン部門の金賞を受賞しています。

引退を目前に控え、「ありがとう6000系」メッセージラッピングを車体にまとい運行中。
「LAST RUN」と記されたヘッドマークも掲出されています。

アストラムライン6000系、5月18日がラストラン
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アストラムライン

アストラムライン

広島県広島市を走る広島高速交通の自動案内軌条式旅客輸送システム(AGT) 路線がアストラムライン。日本語の「明日」に英語の「Tram」(路面電車)の造語で(未来型軌道線の意)、正式名は広島高速交通広島新交通1号線。本通駅(中区)〜広域公園前

 

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