アストラムライン

アストラムライン

広島県広島市を走る広島高速交通の自動案内軌条式旅客輸送システム(AGT) 路線がアストラムライン。日本語の「明日」に英語の「Tram」(路面電車)の造語で(未来型軌道線の意)、正式名は広島高速交通広島新交通1号線。本通駅(中区)〜広域公園前駅(安佐南区)の18.4kmを結んでいます。

AGT路線では総延長日本一で地下鉄部分も!

アストラムライン

広島高速交通は広島市が筆頭株主(51.0%保有)の第3セクター。
平成6年8月20日、 本通〜広域公園前間が開業、本通駅で広島電鉄宇品線本通停留場、県庁前駅で広島電鉄本線・宇品線の紙屋町東停留場・紙屋町西停留場に、新白島駅ででJR山陽本線、大町駅でJR可部線に接続しています。

車体の山吹色は「平和、寛大、理想」という色の属性(意味)を有し、国際平和都市・広島の公共交通を体現しています。

現在営業中の自動案内軌条式旅客輸送システム(AGT) 路線の中では総延長日本一。
しかも本通駅〜新白島駅の先の間、1.9kmは地下を走り、本通駅〜県庁前駅の 0.3kmは鉄道事業法に基づく鉄道(残りの区間は地下、高架ともに軌道法に基づく軌道区間)、つまりは地下鉄の扱いです。
案内軌条式鉄道による地下鉄は札幌市営地下鉄とアストラムラインの国内2ヶ所のみ。

広島広域公園陸上競技場(エディオンスタジアム広島)へのアクセスにも使われています。

「1日乗車券」も各駅の自動券売機で発売。

ちなみに、令和2年3月26日から営業運転を開始した7000系車両は、三菱重工グループの三菱重工エンジニアリング(MHIENG)の広島県三原市にある車両工場で製造するため、「地産地走」の車両になっています。

アストラムライン
開業に合わせて導入された6000系
アストラムライン
名称 アストラムライン/あすとらむらいん
所在地 広島県広島市中区・安佐南区
問い合わせ 広島高速交通 TEL:082-830-3111/FAX:082-830-3114
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

 

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