国宝に指定される厳島神社(いつくしまじんじゃ)の御本社。奥から本殿、拝殿、祓殿という構造で、祓殿の先に大鳥居側に突き出すように平舞台が配されています。その平舞台の突端、海側左右に配されているのが門客神社(まろうどじんじゃ)。本殿側から見て左手が左門客神社、右が右門客神社です。国宝ですのでお見逃しなく。
厳島神社御本社の海側の出入口を守護する社
左右の門客神社に挟まれた、桟橋状に海に突き出した部分が火焼前(ひたたき)です。
門客神社の祭神は豊石窓神(とよいわまどのかみ)、櫛石窓神(くしいわまどのかみ)で、御門の神といわれ、古来、宮殿の四方の門に祀られていた神様です。
火焼前は、管絃祭の出御、還御はここから行なわれるので、まさに海側(大鳥居側)からの神様の出入口。
そこを守る社というわけなのです。
平清盛の厳島神社造営の時点では門客神社はなく、鎌倉時代の仁治2年(1241年)に創建されたもの。
厳島神社・門客神社 | |
名称 | 厳島神社・門客神社/いつくしまじんじゃ・まろうどじんじゃ |
所在地 | 広島県廿日市市宮島町1-1 |
関連HP | 厳島神社公式ホームページ |
電車・バスで | JR宮島口駅からJR連絡宮島航路または松大観光船で10分、宮島桟橋下船、徒歩15分 |
ドライブで | 山陽自動車道廿日市ICから約4.7km。または、大野ICから約5kmで宮島口 |
駐車場 | 宮島口市営駐車場(166台/有料)・もみじ本舗駐車場(500台/有料) |
問い合わせ | 厳島神社 TEL:0829-44-2020/FAX:0829-44-0517 |
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