第29回炎の祭典|豊橋市|2024

炎の祭典

2024年11月2日(土)17:30〜19:00、愛知県豊橋市の豊橋公園内豊橋球場特設会場で『第29回炎の祭典』が行なわれます。東三河発祥の手筒花火をメインに繰り広げられる花火の祭典。豊橋市制90周年記念事業として始まったイベントで、10mもの炎の柱と和太鼓の競演は他にはない壮大なスケール。

手筒花火発祥の地らしい、壮大なスケール

五穀豊穣、無病息災、家運隆盛、武運長久を祈り受け継がれた手筒花火は奉納者自らがその製造から放揚までの全行程を手作りで行なう特異な東三河の伝承文化。
「炎の舞」では和太鼓の演奏に合わせて、手筒花火を中心にスターマインや仕掛け花火など多彩な花火が観賞できます。
観覧、15:00から豊橋球場内で開催する「手筒楽市」への入場にはチケットが必要で、炎の祭典チケットセンターウェブサイト、全国のファミリーマート、セブン‐イレブンの端末で購入できます。

花火のルーツ豊橋(三州吉田)

豊橋の吉田神社に残る記録『三河国古老伝』には、手筒花火は「永禄元年(1558)天王祭礼祀ノ花火ト云フ事始メル」と記されています。
手筒花火の発祥は、永禄3年(1560年)、今川家の吉田城代、小原鎮実(おはらしずざね)の牛頭天王社(現・吉田神社)への奉納に始まるとされています。
吉田神社内に「伝承三河伝統 手筒花火発祥之地」の碑が立っています。
徳川家康は、花火(火薬技術)の製造を出身の三河に限定したため、三河では手筒花火が隆盛したのです。
滝沢馬琴(たきざわばきん=曲亭馬琴)も享和3年(1803年)刊の『羇旅漫録』(きりょまんろく)に「三州吉田の天王まつりは六月十五日。今夜の花火天下第一と稱す」と「天下第一」と称賛しているのです。
吉田とは豊橋の旧名で、『天王まつり』は今の吉田神社の『祇園祭』。

第29回炎の祭典|豊橋市|2024
開催日時 2024年11月2日(土)17:30〜19:00、開場15:00
所在地 愛知県豊橋市今橋町4
場所 豊橋公園内豊橋球場特設会場
関連HP 豊橋商工会議所公式ホームページ
電車・バスで JR・名鉄豊橋駅から路面電車で豊橋公園前電停下車、徒歩5分
駐車場 なし
問い合わせ 炎の祭典実行委員会 TEL:0532-53-7211
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
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