2025年1月14日(土)11:30〜(磯舟出船)、豊後高田市の桂川で『ホーランエンヤ』が行なわれます。大漁旗や万国旗で華やかに飾り立てられた宝来船に、締め込み姿の若者と、笛や太鼓の囃し方、踊り子、関係者らが乗り込みます。豊後高田市役所前河川敷を目指して漕ぎ出し、途中で宝来船からは紅白の祝い餅が大量にまかれます。
掛け声は、「ホーランエンヤエンヤサノサッサ」(宝来栄弥歳の歳々)
下流の磯町を出発し、「ホーランエンヤエンヤサノサッサ」(宝来栄弥歳の歳々)の掛け声とともに川をジグザグに漕ぎ上り、上流の豊後高田市役所前河川敷を目指すもの。
途中観客から祝儀が差し出されると、漕ぎ手の若者が厳寒の川の中にザブンと飛び込んで受け取りに行くのも一興。
江戸時代、島原藩の領有する湊だった頃、島原や大坂の蔵屋敷に年貢米を運ぶ回槽船の航海の安全と豊漁を祈願する行事として始まったという舟運で栄えた歴史を秘めており、大分県の選択無形民俗文化財に指定。
なお開催の日時は、毎年、潮の干満などを考慮されて決められています。
『ホーランエンヤ』という名は大漁、五穀豊穣などを願う掛け声「宝来栄弥」、「蓬莱へ、蓬莱へ」という掛け声が変化したもの。
『ホーランエンヤ』は、島根県の松江市で12年に一度齋行される『城山稲荷神社式年神幸祭(式年祭)』、瀬戸田(広島県尾道市)の高根厳島神社で旧暦の6月17日に齋行される『ホーランエンヤ(管絃祭)』があります。
ホーランエンヤ |豊後高田市|2025 | |
開催日時 | 2025年1月14日(土)11:30出船予定、12:50終了予定 |
所在地 | 大分県豊後高田市玉津 |
場所 | 桂川河口 えびす橋付近係留所〜 |
関連HP | 豊後高田市公式ホームページ |
電車・バスで | JR宇佐駅からタクシーで10分 |
ドライブで | 宇佐道路宇佐ICから約14km |
駐車場 | 中央商店街駐車場(商工会議所横)/有料、昭和の町臨時駐車場(中央病院前)、市役所駐車場 |
問い合わせ | 豊後高田市商工観光課 TEL:0978-22-3100/FAX:0978-22-0955 |
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