大里一宮神社春季大祭『雪上農具市』|南魚沼市

大里一宮神社春季大祭『雪上農具市』

毎年3月12日8:00〜15:00、新潟県南魚沼市の大里一宮神社(おおざといちのみやじんじゃ)で春季大祭『雪上農具市』が行なわれます。『雪上農具市』は、雪の残る大里地区の入口から参道や境内まで、竹細工、わら細工、木製品、飲食や植木など90店ほどが所狭しと立ち並びます(出店8:00〜17:00)。

春季大祭では豊作と家内安全を祈願

大里一宮神社春季大祭『雪上農具市』

大里の一宮神社は江戸時代から百姓の神、農作の神として信仰され、雪深い魚沼の村々から川を越え、峠を越えて雪道を遠しとせずに大勢の人々が参拝に訪れました。
六日町までは魚野川の舟運も利用され、雲洞庵(うんとうあん=「雲洞庵の土踏んだか、関興寺の味噌嘗めたか」といわれる直江兼続ゆかりの名刹)の参詣の行き帰りに立ち寄ったという人も多かったと推測できます。
初申の日の行なっていた一宮神社の春季大祭に集まる参拝者を相手に、農家道具や生活用品を売買したのは始まり。
物々交換のような形で、集まってくる人が持参してたものを売買するようになり、明治時代以降は益々盛んとなって、毎年盛大な市が立つように。

『雪上農具市』が終わると、長かった冬にも別れを告げて春は足早にやってくることから、節季市とも呼ばれています。
地元・大里(おおさと)ではこの日を境に春到来としています。

10:00〜の神社奥殿での大祭は、氏子のみ参列可能。
神社で当日授与される大札は手作り(お札の版木で1枚づつ慎重に版画刷り)なので、注目を。
授与品のお札を購入すると籤(くじ)が1回引けます、運が良ければ、一宮神社の盃が当たる仕組み。

当日は神社周辺に交通規制が実施されるので交通誘導員や臨時設置標識に従うこと。
正午前後は混雑が予想され、例年、渋滞が発生します。

大里一宮神社春季大祭『雪上農具市』|南魚沼市
開催日時 毎年3月12日8:00〜15:00
所在地 新潟県南魚沼市大里
場所 大里一宮神社
関連HP 大里一宮神社公式ホームページ
電車・バスで JR塩沢駅から徒歩20分
ドライブで 関越自動車道塩沢石打ICから約6.2km
問い合わせ 南魚沼市商工観光課 TEL:025-773-6665
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

 

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