石川県加賀市山中温泉、動橋川(いぶりばしがわ)の支流に懸かる5段になって落ちる滝が鶴ヶ滝。山中温泉から車で20分ほど走った駐車場から400mほど歩けば滝を眺めることができます。落差は5段合計で30mほど。最上段の滝が二筋になって落ちる様子が鶴の足を思わせることが鶴ヶ滝の名の由来と推測されています。
加賀市加賀東谷伝統的建造物群保存地区の一角
滝の入口には石川県内水面水産センター、鶴の口遺跡、荒谷神社があり、鶴ヶ滝への道も鞍掛山登山道(鶴ヶ滝コース)の一部になっています。
滝の対岸には鶴ヶ滝不動明王が祀られ、古くから修験の地だったことがわかっています。
石川県内水面水産センターのある荒谷地区(37.7ha)、そして今立(68.0ha)、大土(28.2ha)、杉水(17.9ha)を加えた4集落からなる加賀東谷地区は、かつては炭焼き(大聖寺藩の御用炭を生産)を主産業に、近代から昭和前期にかけて焼畑行なっていた山里で、赤レンガに煙出しを持つ伝統的な農家が多数現存し、加賀市加賀東谷伝統的建造物群保存地区に選定されています。
鶴ヶ滝もその荒谷地区(37.7ha)の指定範囲内にあります。
鶴ヶ滝 | |
名称 | 鶴ヶ滝/つるがたき |
所在地 | 石川県加賀市山中温泉荒谷町 |
関連HP | 山中温泉観光協会公式ホームページ |
電車・バスで | JR加賀温泉駅から約25分 |
ドライブで | 北陸自動車道加賀IC、片山津ICから約18km |
駐車場 | 5台/無料 |
問い合わせ | 山中温泉観光協会 TEL:0761-78-0330/FAX:0761-78-0332 |
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