渋民公園

渋民公園

岩手県盛岡市渋民を流れる北上川沿いにある渋民公園(しぶたみこうえん)は、岩手山を仰ぎ見る小高い丘に整備されている公園。辺りは、石川啄木もよく散策をしたといわれる場所で、広場には大正11年建立、石川啄木の第1号歌碑「やはらかに 柳あをめる北上の 岸邊目に見ゆ 泣けとごとくに」が立てられています。

石川啄木の第1号歌碑が配された、旧渋民村の公園

渋民公園の歌碑は、全国に数ある啄木歌碑のなかでも、大正11年4月13日(啄木没後10年目の啄木の命日に建立)に建てられた「第1号歌碑」。
土地は啄木の教え子、沼田清次郎さんが無償提供、石材(合羽沢から雪を利用して3日間かけて搬出)は教え子、内藤イツ子さんの寄付。
東京啄木会、盛岡啄木会、地元・渋民村の青年らが資金集めや歌碑の運搬作業をするなど尽力して、建立されrたのです。

明治43年に出版された第一歌集『一握の砂』(煙二)に収録の「やはらかに 柳あをめる北上の 岸邊目に見ゆ 泣けとごとくに」という追憶の中の北上川を思い浮かべ、望郷の念を抱く歌の碑で、碑陰には「無名青年の徒之を建つ」と記されていますが、建立当時の渋民村の青年たちが自らを無名と称して彫り込んだ署名です。
北上川の岸辺ということから、この渋民公園一帯の情景と推測できます。

公園脇の北上川にかかる吊り橋「鶴飼橋」から東に眺める姫神山の眺めは最高。
雄大な岩手山に対して、対照的な姫神山はなだらかな美しい山で、霊山として信仰を集めています。
渋民公園一帯には石川啄木が思い描いたふるさとの風景が広がっているのです。

東京や函館に向かう汽車に乗るため、啄木は好摩駅(渋民駅は昭和25年開業。当時啄木が利用していたのは明治24年開業の好摩駅)を目指し、この橋を渡っています。
公園内の「啄木の駅」では地場産の野菜や地元主婦による手作りケーキなどを販売。

渋民公園の東側には、石川啄木記念館もあるので、あわせて見学を。

渋民公園
渋民公園
名称 渋民公園/しぶたみこうえん
所在地 岩手県盛岡市玉山区渋民鶴塚5-5
電車・バスで JR盛岡駅から岩手県北バス沼宮行きで36分、啄木記念館下車、徒歩5分
ドライブで 東北自動車道滝沢ICから約11km
駐車場 50台/無料
問い合わせ 盛岡市玉山総合事務所 TEL:019-683-3852/FAX:019-683-1130
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
石川啄木記念館

石川啄木記念館

石川啄木の人となり、文学について顕彰し、資料を保存、収集、公開する盛岡市の記念館で啄木の故郷の渋民に建っています。現在の建物は啄木生誕百年を記念して昭和61年に建設されたもの。石川啄木の直筆書簡やノート、渋民尋常高等小学校提出の履歴書、日誌

渋民尋常小学校旧校舎

渋民尋常小学校旧校舎

岩手県盛岡市渋民の石川啄木記念館に併設される、レトロな木造校舎(盛岡市指定文化財)が渋民尋常小学校の旧校舎。石川啄木の母校(明治28年卒業)で、明治39年に尋常科代用教員として啄木が教鞭を執った尋常小学校(尋常高等小学校)を移築復元したもの

 

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日本全国を駆け巡るプレスマンユニオン編集部。I did it,and you can tooを合い言葉に、皆さんの代表として取材。ユーザー代表の気持ちと、記者目線での取材成果を、記事中にたっぷりと活かしています。取材先でプレスマンユニオン取材班を見かけたら、ぜひ声をかけてください!

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