岩手県北上市、珊瑚橋付近の北上川東岸に広がる293haの自然豊かな公園で、大正10年の開園。ソメイヨシノを中心に約1万本の桜や10万本のツツジがあり、桜の開花は例年4月中旬〜下旬にかけて。遊覧船や渡し舟などを利用して川から沿岸の桜を愛でることができます。「みちのく三大桜名所」、「日本さくら名所100選」に選定。
4月中旬〜5月上旬には『北上展勝地さくらまつり』開催
北上展勝地は、大正9年、当時の黒沢尻町長、沢藤幸治氏が設立した「和賀展勝会」が桜の植栽事業を行ない、大正10年に開園した歴史ある公園。
展勝地という名は、公園内の高台、陣ヶ丘からの眺めが絶景だから。
展勝地公園内293haに150種1万本の桜が咲きますが、4月中旬頃に開花するソメイヨシノから5月上旬のカスミザクラまで、長期に渡って楽しめます。
公園から北上川に沿って展勝地レストハウスまで続く700本の桜並木と併せ「さくら名所100選」にも選ばれています。
『北上展勝地さくらまつり』(例年4月中旬〜5月上旬)の期間には夜桜ライトアップも実施(18:00〜21:00)。
さらに、観光馬車(乗り場はSL前・児童公園前)、観光遊覧船(乗り場はレストハウス入江)、北上駅に近い北上川西岸舟着場と展勝地を結ぶ「北上川渡し舟」が運行するほか、さまざまなイベントも開催。
探勝の基地となる展勝地レストハウスは、舟運時代の米蔵をイメージした建物で、レストラン、売店がある。
公園内には「北上夜曲碑」(展勝地レストハウス南側)、立花毘沙門堂、みちのく民俗村、北上市立博物館、サトウハチロー記念館、利根山光人記念美術館、国見山極楽寺遺跡などがあります。
「みちのく三大桜」は弘前城、角館、そして北上展勝地。東北三大桜と呼ばれることもある。
北上展勝地 | |
名称 | 北上展勝地/きたかみてんしょうち |
所在地 | 岩手県北上市立花 |
関連HP | 北上観光コンベンション協会公式ホームページ |
電車・バスで | JR北上駅から徒歩15分 |
ドライブで | 東北自動車道北上江釣子ICから約3.5km |
駐車場 | 500台/無料、さくらまつり期間は有料 |
問い合わせ | 北上観光コンベンション協会 TEL:0197-65-0300/FAX:0197-88-3002 |
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