JRに2階建てバス(三菱ふそう・エアロキング)復活! 出雲・松江・米子~名古屋線に運行開始

出雲・松江・米子ドリーム名古屋号

2024年8月、中国ジェイアールバスは、出雲・松江・米子~名古屋線に2階建てバス(三菱ふそう・エアロキング)「出雲・松江・米子ドリーム名古屋号」運行を開始します。2024年2月29日にJR東海バスで運行を終了、現在ではスカニア製2階建てバスに置き換わっていますが、出雲と名古屋を結ぶ路線で復活!

三菱ふそう・エアロキングが名古屋駅に登場!

かつて東名高速道路、名神高速道路で活躍したエアロキング

かつては東名ハイウェイバスのドリーム号でも活躍した三菱ふそう・エアロキング(Aero King )のダブルデッカーバス(2階建てバス)。
三菱ふそう・エアロキングは1984年に発売開始で、2010年に生産が終了しており、高速バスからの引退が相次いた車両。
JRバスを代表する車両のひとつでしたが、最後まで残ったJR東海バスも、2階建てバスのうち、2024年2月29日に三菱ふそう・エアロキングの運行を終了し、スカニア製2階建てバスが導入されています(JRの高速バスからエアロキングが全車引退)。

ところが、引退したかに思えたエアロキングが突然の復活!
しかもいらなくなった高速バスを譲り受けたのではなく、グループ会社からの購入とのこと。

なぜ、エアロキングの復活かといえば、運転手不足の昨今、繁忙期の需要増に対応するため、スカニア製2階建てとともに走らせるもので、かつてはエアロキングが数多く出発していた名古屋駅(新幹線口)に華々しく参入させたというわけです。

今回は2両購入しており、「出雲・松江・米子ドリーム名古屋号」は基本的にエアロキングでの運行。
出雲市駅8月8日21:50発、名古屋駅(新幹線口)8月9日23:10発。
1階は6席に車いすスペース、2階は3列シート27席の合計33席で、うち2階前方の6席は前後の間隔や座席幅の広い「ビジネスシート」となっています。

かつて東名高速を走った「青春ドリーム号」仕様では2階席42人+1階席10人の合計52人だったので、いかにゆったりした仕様になっているかがわかります。

JRに2階建てバス(三菱ふそう・エアロキング)復活! 出雲・松江・米子~名古屋線に運行開始
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

 

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