愛知県に「気動車1両で運転」という超ローカル線が!

城北線

中央本線の勝川駅(かちがわえき/愛知県春日井市)と東海道本線の枇杷島駅(びわじまえき/清須市)を結ぶ11.2mのローカル線が、JR東海交通事業城北線。JR東海交通事業はJRの子会社で、愛知県内で唯一の非電化区間。全線複線ながら気動車1両という運用ですが、利用者数が極端に少ない路線となっています。

運用される車両はキハ11形で、ボックスシート

城北線

第一種鉄道事業者として線路はJR東海が保有、列車の運行をJR東海交通事業(第二種鉄道事業者)が担うという上下分離方式の鉄道
枇杷島駅から勝川駅へ向かう列車が下り、逆方向が上りになっています。

大都市近郊の路線としては、群を抜いてのローカル路線ですが、全線が高架線という都会的な雰囲気も。

運用される車両はキハ11形300番台で、ボックスシートです(ドア横はロングシート)。
朝夕のラッシュタイムは30分間隔程度で運転されていますが、日中は1時間に1本くらいしかなく、まさしくローカル線。
乗り通しても17分で、名古屋をカットする短絡線の意味もありますが、運賃が高いことが不評です。

JR東海で名古屋周りの方が運賃的には安くなりますが、時間的には10分以上余分にかかります。
ただし枇杷島〜勝川の移動の場合の比較で、それ以遠の移動となると、結果的に名古屋周りの方が便利ということに。

岡崎駅(東海道本線)と高蔵寺駅(中央本線)を結ぶ愛知環状鉄道と組めば、愛知県を環状で周遊する鉄道旅を楽しむことができます。

城北線
城北線の枇杷島駅で、東海道本線に連絡
愛知県に「気動車1両で運転」という超ローカル線が!
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

よく読まれている記事

こちらもどうぞ