角川武蔵野ミュージアムで「中島みゆき展 『時代』2024 めぐるめぐるよ時代は巡る」を開催

中島みゆき展 『時代』2024 めぐるめぐるよ時代は巡る

2024年4月20日(土)~6月23日(日)、埼玉県所沢市の角川武蔵野ミュージアム5階・武蔵野ギャラリーで、「中島みゆき展 『時代』2024 めぐるめぐるよ時代は巡る」を開催。昭和、平成、令和と、進化し続けるアーティスト・中島みゆき、初となる大規模展覧会です。

7つのチャプターで、中島みゆきとともに「時代を巡る」

角川武蔵野ミュージアム
角川武蔵野ミュージアム

中島みゆきは、1975年5月、ヤマハ音楽振興会主催『第9回ポピュラーソング・コンテスト』(通称ポプコン)で、「傷ついた翼」が入賞。
同年9月、「アザミ嬢のララバイ」でキャニオン・レコードからレコードデビューを果たし、さらに10月の『第10回ポピュラーソング・コンテスト』で「時代」がグランプリを受賞し、一躍その楽曲の力、そして歌唱力などが注目されるようになりました。

「中島みゆき展 『時代』2024 めぐるめぐるよ時代は巡る」では、デビューから今日までの中島みゆきの活動を歩きながら散策できる、巨大な「みゆきストリート」が登場。
懐かしいレコード盤をイメージした空間演出の会場内(展覧会会場はレコード盤をイメージした円盤状の作りになっていて、展示は7つのチャプターで実施)で、自分だけの中島みゆきをめぐり、知らなかった中島みゆきに出会う空間となっています。

CHAPTER1 今も進化を続ける中島みゆきストリート=デビュー曲「アザミ嬢のララバイ」から最新アルバム『世界が違って見える日』に至るまで、LP、CD、DVD、書籍、パンフレット、そして年表とともに彼女の進化を体感する「中島みゆきストリート」
CHAPTER2 MY FAVORITE SONG=数々のアーティストが参加し中島みゆきの楽曲だけで構成されるコンサート「歌縁」のコーナー
CHAPTER3 レコード万歳=「レコード」を実際に聴けるコーナーで、曲を選んでカードに記入しリクエストすると、その曲は展示会場全体のBGMにも
CHAPTER4 コラボレーション(映画・ドラマ・CM)=ドラマ『北の国から』など数々のドラマや映画、テレビコマーシャルなどに楽曲を提供してきた中島みゆき、垣根を超えたさまざまなクリエーターとのコラボレーションを紹介
CHAPTER5 夜会 言葉の実験劇場=「ミュージカル 舞台 コンサート いずれとも称しがたいなにか」として1989年に始まった「夜会」は、中島みゆき本人が原作や脚本を書きオリジナル曲を書き下ろして歌う「言葉の実験劇場」というコンセプトと、〝みゆきの「うた」に手が届く〟というキャッチコピーで、長年に渡り開催されていますが、夜会の舞台美術を担当した堀尾幸男氏による貴重な舞台模型や、実際に着用した衣装、関係者の証言などから、夜会の秘密を読み解きます
CHAPTER6 拝啓みゆき様 あなたからみゆきへ=中島みゆきは「進化樹」という歌の中で、人間はどこから来てどこに向かうのかという、根源的な問いを投げかけていますが、展覧会を観賞した人が、伝えたいことを自由に記入して、進化樹を完成させるコーナー。
CHAPTER7 言葉の森=中島みゆきの歌詞で構成された「言葉の森」。舞っているかのように次から次へと押し寄せる珠玉の言霊たち。言葉の森を彷徨いながら、それぞれの気づきや想いを大切に持ち帰ってください。

以上のように7つのチャプターは、中島みゆきと同時代に生きた来館者にとって、興味津々の内容となっています。

開館は10:00~18:00(最終入館は17:30まで)、火曜休(4月30日は臨時開館)
鑑賞は、一般(大学生以上)2000円、中高生1200円、小学生1000円、未就学児は無料
チケットは当日窓口購入のほか、オンライン購入も可能です。

■中島みゆき プロフィール

1975年、「アザミ嬢のララバイ」でデビュー。
同年、世界歌謡祭にて「時代」でグランプリを受賞。
1976年アルバム「私の声が聞こえますか」をリリース。現在までにオリジナル・アルバム44作品をリリース。
アルバム、ビデオ、コンサート、夜会、ラジオパーソナリティ(『中島みゆきのオールナイトニッポン』)、TV・映画のテーマソング、楽曲提供、小説・詩集・エッセイなどの執筆と幅広く活動。
日本において、70年代、80年代、90年代、2000年代と4つの世代でシングルチャート1位に輝いた女性アーティストは中島みゆき、ただひとりです。

中島みゆき(撮影/TAMJIN)

来場者のみが購入できるパンフレットを限定販売

「中島みゆき展 『時代』2024 めぐるめぐるよ時代は巡る」のチケットを持っている人のみが購入できるパンフレットを限定販売。
展覧会をテーマにした新企画はもちろん、過去『月刊カドカワ』で掲載された記事なども再掲載した中島みゆきのヒストリーが詰まった冊が、『月刊カドカワ 復刻盤 総力特集 中島みゆき展「時代」めぐるめぐるよ時代は巡る』(A5判、216頁、2900円/発行・角川文化振興財団)です。
角川武蔵野ミュージアム2階エントランスのインフォメーションカウンターで、チケット1枚につき、3冊まで購入できます。

角川武蔵野ミュージアムで「中島みゆき展 『時代』2024 めぐるめぐるよ時代は巡る」を開催
開催日時 2024年4月20日(土)~6月23日(日)
所在地 埼玉県所沢市東所沢和田3-31-3
場所 角川武蔵野ミュージアム
関連HP 中島みゆき展 『時代』2024 めぐるめぐるよ時代は巡る
電車・バスで JR東所沢駅から徒歩10分
ドライブで 関越自動車道所沢ICから約3km
駐車場 ところざわサクラタウン第1駐車場(106台/有料)、第2駐車場(40台/有料)、第3駐車場(143台/有料)
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

 

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