希望の列車の指定券を確実にゲットする方法とは!?

希望の列車の指定券を確実にゲット

首都圏や京阪神でも、身近な駅の「みどりの窓口」が減少し、数少ない「みどりの窓口」では定期券や切符の購入で大行列となることも。希望の列車の指定券を確実にゲットする方法は、指定券の発売日がキーとなります。実はJRの指定券発売日は1ヶ月前ではありません!

「えきねっと」、「JRおでかけネット」で事前予約を!

希望の列車の指定券を確実にゲット
JR東日本の「えきねっと」サービス

JRの特急、SL・快速列車などの指定券は、通常は乗車日の1ヶ月前の10:00となっていますが、実はこれよりも早く、事前の申込みができる方法があります。
JR東日本のインターネット予約サービスの「えきねっと」では、1ヶ月とプラスして1週間前(同曜日)の14:00から乗車日1ヶ月前の9:54までの間に、事前の申込みが可能な『えきねっと事前受付』サービスが用意されているのです(一部対象外区間があります)。
JR北海道もこの「えきねっと」を使っているので、同様の予約が可能。

JR西日本の「JRおでかけネット」でも「事前申し込みサービス」があり、こちらはきっぷ発売日のさらに1週間前(同曜日)の5:30から事前申し込みが可能。
JR四国も「JRおでかけネット」で予約ができます。

JR東海では在来線の特急指定席などの予約サイトはないため、「えきねっと」(JR東日本)、「JRおでかけネット」(JR西日本)を利用することになります(受取に関しては注意が必要)。
さらにJR九州の「インターネット列車予約」も事前予約サービスはありません。

つまり、「えきねっと」(JR東日本)、「JRおでかけネット」(JR西日本)を使うことで、発売開始日に「みどりの窓口」に並ぶことなく指定席を申し込みできるというわけです(受取方法には注意が必要)。
事前予約で指定券を購入した場合は、チケットレスでもOKの新幹線や一部の特急券(在来線の特急指定券もチケットレス化が進んでいます)を除いては、駅の券売機での受取が必要です。

ただし実際の予約手続きは1ヶ月前の10:00なので、満席などの理由により、座席を用意できない場合もあるので100%確保できるというわけではありません。
かつて「みどりの窓口」や駅の旅行センターで指定券を購入していた時代、「北斗星」など人気の指定券を購入するため、わざわざ上越新幹線の越後湯沢駅の旅行センターまで出向き、列の先頭を確保する人がいましたが、これは新幹線駅の「マルス」(Multi Access seat Reservation System=国鉄・JRグループの座席指定券類の予約・発券のためのコンピュータシステム)が最新で早かったことから、並ぶ人の少ない新幹線駅まで出かけてきっぷを購入したという涙ぐましい努力です。
現在、駅に並んでいる特急券の券売機もこのマルスの端末(顧客自身が操作するMV型、ER型=もしもし券売機Kaeruくん)ということに。

越後湯沢駅の旅行センターでは担当者がキーをマルスに差し込み、発売時間の10:00になるとともにキーを差し込んで指定券を取ろうとするのですが、全国のマルスで同じことが行なわれるため、それでも人気の指定券は争奪戦となり、「長蛇の列の先頭でも駄目だった」ということがあったわけです(そのため、高速性能のマルスの設置された新幹線駅に並んだ人も)。

それと同様に、事前予約をしても、超人気、争奪戦を展開の指定券に関しては100%確保とはいえませんが、通常の指定席であれば、この事前予約の利用で、まず確実に確保できます。
残念ながら「サンライズ瀬戸・出雲」、「WEST EXPRESS 銀河」の個室、寝台などは対象外なので、事前予約ができません(「サンライズ瀬戸・出雲」は、「ノビノビ座席」のみ事前予約が可能)。

新幹線予約に限定すれば、JR東海の「EXサービス」(エクスプレス予約、スマートEX)なら、1年先の予約が可能。
仮の運行ダイヤから希望の列車を選択して予約しておけば、乗車日の1ヶ月前の8:00以降、列車番号、発着時刻、座席番号などを確定して、登録のメールアドレス宛に連絡が来るというもの。
車いす対応座席、特大荷物コーナーつき座席、お子さま連れ車両(期間限定)など対象外の座席もありますが、通常の座席ならこれでまず確保できます。

予約後、紙のきっぷは駅の券売機で入手(JR東日本管内の駅なら「えきねっと」の表示があります)
希望の列車の指定券を確実にゲットする方法とは!?
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

 

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